ふびらいの伝記

デジタルカードゲームの攻略ブログ。現在はドラゴンクエストライバルズがメインです。

【ドラクエライバルズ】事前カード評価 第7弾『光と闇の異聞録』~後編~

 
DQR第7弾『光と闇の異聞録』全カードの事前評価。
今回は後編という事で、ミネア、ピサロ、共通カードを点数付きで評価していきます。 
 
点数は5点満点。見所をハッキリさせたり、後々振り返りやすくするため、前編同様『僕の評価は一味違うぜ!』というカードには★印を付けています。
テリー、ゼシカ、アリーナ、ククール、トルネコの新カードに関してはこちらの前編でまとめています。見ていない方は是非。
www.whoblie19.com
 
では、早速見ていってください。
 
 
 



 
 
 

 
 
 

ミネア

 

レジェンドレア

 
 
《ラグアス王子》
 
f:id:WhoBlie19:20190520142039p:plain:w230:h290
 
参考評価点:5点/5点満点中
 
《ベビーパンサー》の上位互換という事で評価点に関しては5で良いかと思います。
この効果は直接的にアドバンテージを稼ぐことができるわけではないため、必ずしもゲームに与える影響が大きいとは言えませんが、アリとナシではやはり大きく違います。
 
次いで注目すべきは冒険者という種族についてです。
最も相性が良いのは【じゃんけんミネア】で、デッキに入るのはもちろん、《運命の導き》から新しい《レッサーデーモン》の弾になるカードを引っ張ってくる事が理論上可能になりました。《運命の導き》の冒険者獲得は死に効果となってしまう事もあったため、この追加は極めて大きな意味を持っていると思います。
逆に、《勇者ソロ》から《クロウズ》をサーチする【占いミネア】系統のデッキにおいては、《ロウ》《グランマーズ》等強力な冒険者が他にも存在するため、サーチの確実性を損ねてしまうこのカードを採用する事は無さそうです。
 
 
 
 
 
《グランマーズ》
 
f:id:WhoBlie19:20190520143245p:plain:w230:h290
 
参考評価点:5点/5点満点中
 
効果の強さに疑いを持つプレイヤーはいないのではないでしょうか。特にミネアというリーダーは複数種のカードを組み合わせて強力なコンボを成立させるようなデッキが多いため、そのパーツを探しながらコストを下げる効果はこれ以上ないほどマッチしています。
それを評価して、点数は5としました。
  
ただ、このユニットをプレイする中盤周辺に盤面を取られている状況が多いデッキでは、2/5というステータスは形勢を更に悪くしてしまう原因になりかねません。コストも5と高く、冒険者という種族も考えると、従来の【占いミネア】のようなデッキにはスペースがない可能性がありますね。
 
より合致しているのは、中盤を盤面互角かそれ以上で迎えられるようなミッドレンジ系統のデッキでしょうか。仮に新環境でそのようなデッキが台頭した場合、《グランマーズ》は新カードでトップクラスに暴威を振るうカードとなるやもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 

スーパーレア

 
 
《あくましんかん》
 
f:id:WhoBlie19:20190520144425p:plain:w230:h290
 
参考評価点:3点/5点満点中
 
2コストユニットとしては非常に優秀であるものの、採用されるデッキは限られてしまうということで評価点をやや低い3点としています。
カードのサイクルに繋がらず、超必中時のバリューもそれ程高くない事から、【占いミネア】等では《キラーグース》の後塵を拝する事になるでしょう。
 
効果を最大限発揮できるのは、場持ちの良いユニットを展開する事が意味を持つミッドレンジ系統のデッキだと考えています。
 
 
 
 
 
《たまねぎマン》
 
f:id:WhoBlie19:20190520145513p:plain:w230:h290 
 
参考評価点:4点/5点満点中
 
強力です。
ただ、このカードはグランプリルールの【占いミネア】における《塔のタロット》の代用にはならないと考えています。
・デッキのサイクル手段になる
・《ポムボムボム》との組み合わせで確定除去になる
・コストが軽いため《運命の輪》と組み合わせやすく、超必中下ではゲーム中屈指の化物カードになる
 
という《塔のタロット》の強みであった部分を、《たまねぎマン》は何一つとして踏襲できていないからです。
 
ただ、《塔のタロット》に無い強みをこのカードが持っているのも事実。それは3/2/4と十分なステータスを持ったユニットである点です。
このスタッツを活かせるのはやはりもう少しミッドレンジ寄りのデッキでしょう。
《グランマーズ》《あくましんかん》そしてこの《たまねぎマン》と、ミッドレンジデッキにおいて真価を発揮すると思われるカードがまとまって追加されていますね。
場合によっては【占いミネア】がその姿を少し変えるか、もしくは新しいデッキタイプが誕生するかもしれません。
 
 
 
 
 
★《あくまのカガミ》
 
f:id:WhoBlie19:20190520150925p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
オンリーワンな効果を鑑みると最低点はやり過ぎな気もちょっとしますが、少なくともしばらくは、実用レベルになる事は無いと予想しています。
 
そもそも現在のミネアが5弾環境から居座り続けている理由は、《勇者ソロ》から《クロウズ》をサーチし、《銀のタロット》を強く使いながら簡単に超必中モードに入る手段を確保するという、基盤の部分が強すぎるからです。
《あくまのカガミ》が想定している【冒険者ミネア】は、このミネアの黄金ムーブからかけ離れ過ぎているんですよね。
 
専用デッキを組む場合は《ザンクローネ》が真っ先に思い浮かびますが、《ザンクローネ》の攻撃力を上げていく行為自体が相手のデッキタイプに依存してしまう事や、《ザンクローネ》の素引きを対策しなければならない事が不安定過ぎます。
《ダークドレアム》を走らせるフィニッシュと異なり、におう立ちやウォールで止まる点も解決できていません。
 
辛うじて可能性を感じるのは、《勇者ソロ》を使用しない【ミッドレンジミネア】系統のデッキに、単体性能の低くない《ザンクローネ》や《グランマーズ》と共に添えておくといった使い方でしょうか。
そもそもこのデッキが環境に食い込めるかという問題もありますが、《クロウズ》《ラグアス王子》と言った軽量冒険者を採用しにくくなる事を始めとする課題をクリアできれば、僕の予想を裏切って活躍する事があるかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 

レア

 
 
《死神のタロット》
 
f:id:WhoBlie19:20190520154514p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
それぞれの効果のコストパフォーマンスは決して良いとは言えない上、このカードじゃきゃダメ!という専門性も薄いので、使用される事は無いと予想しています。
2/2を3体並べる行為自体は悪くないものの、《ジュリアンテ》を失ったミネアデッキはユニットを横に並べる事の優先度がそれ程高くないです。
超必中モード下では勿論強いですが、《運命の輪》を使用する【占いミネア】は超必中ターンに出来るだけ多くのカードを使用して盤面形成とデッキサイクルを両立させたいデッキですので、他のカードと組み合わせにくい5コストの《死神のタロット》は噛み合いが良くありません。
 
後述する《ゾディアックコード》とは、必殺技を使用して失った盤面を取り返すという意味合いで相性が良いですね。
ただ、僕はそもそも《ゾディアックコード》を前提とするデッキは弱いと考えているため、それも評価点には加えませんでした。
 
 
 
 
 
《魂の復活》
 
f:id:WhoBlie19:20190520155715p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
きちんと手順を踏めばバリューだけは高い使い方が出来ますが、実現は難しいと考えています。
 
ミネアが使用できる冒険者に即効性が皆無であるという点が大きすぎます。におう立ちすらも新カードの《サンチョ》しか存在しない程です。
最終盤に使用する事を想定されているカードである以上、使用できれば勝てる、という状況を作りたいものですが、現在のカードプールではそれは不可能です。
 
 
 
 
 
《ゾディアックコード》
 
f:id:WhoBlie19:20190520162330p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
《天変地異》のあった枠に新規参入してきた必殺技特技ですが、その先祖同様使われる事は無さそうです。
 
再三になりますが、占い効果を使用するデッキにとって《勇者ソロ》《クロウズ》《銀のタロット》というハッピーセットがあらゆる点で頭抜けているためです。
再現性、超必中モードへ入る簡易さ、それぞれのカードの汎用性……。
 
《ゾディアックコード》がこれに勝っている点は極めて少なく、悲しい人生を送る事になってしまいそうな未来が既に見えています。
極端にスローペースな環境になった場合に限り、継続的に超必中モードとなれる利点を活かす事ができますが、それも可能性は低いと思われます。
 
 
 
 
 
 
 
 

ノーマル

 
 
★《ネーレウス》
 
f:id:WhoBlie19:20190520163039p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
『召喚』ではなく『場に出た後』であるため、特殊な手段で登場したユニットやトークンをもバフする事が出来る点は面白いですが、強いか弱いかで言えばどう考えても弱いと思います。
 
同じく3コストのシステムユニットである《ポムポムボム》や《なぞの神官》は、占いカードであれば何と組み合わせても強いというのがウリであるのに対し、《ネーレウス》と組み合わせて強力に働くのは《バルーンコール》や《ポムポムボム》等一部に限られているのが第一の問題点です。
また古来から不変の事実ですが、ドラクエライバルズの体力3と4の間にはどうあっても超えることの出来ない壁が存在し、処理を迫る際に相手にかける負担が大幅に違ってきます。その点でも他の3コストユニットと比べ大きく劣っていると考えている訳です。
 
冒険者とのシナジーが地味にくっついていますが、ミネアにおいて冒険者ユニットを1ターンに複数体出す場面は想像できず、バフを活かしきれるとは思えません。
 
 
 
 
 
《つきのはどう》
 
f:id:WhoBlie19:20190520164731p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
『冒険者がいるなら代わりに1/1のスライムにする』くらいはやってもらわないと使い道が思い浮かびません。
冒険者を必要とするため安定感にも欠け、特殊能力を持つユニットに対して根本的な解決ができる訳でもなく、特別コストパフォーマンスが良い訳でもないため弱いと考えています。
 
 
 
 
 
《教皇のタロット》
 
f:id:WhoBlie19:20190520165513p:plain:w230:h290
 
参考評価点:2点/5点満点中
 
今すぐにどうという訳では無さそうですが、今後使用されるタイミングが無いとは言えないため評価点を1つ上げています。
ワンショットキル系統のデッキが台頭した場合にそれに対する延命となるので、《悪夢の訪れ》がスタン落ちしたカードプールにこの《教皇のタロット》が追加されたことは十分意味を持ちます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ピサロ

 

レジェンドレア

 
 
《エッグラ&チキーラ》
 
f:id:WhoBlie19:20190520170456p:plain:w230:h290
 
参考評価点:5点/5点満点中
 
意見が割れているカードですね。
このカードを「弱い」「あまり強くない」と主張するプレイヤーの意見は、実はとても筋が通っています。
 
このカードが最も効果を発揮できるのは、『相手の盤面に1体以上ユニットがいる際に召喚し、《ニワトリ》の2ドローの効果を安定して発動させることができる』という状況です。
要するに、《エッグラ&チキーラ》は相手の盤面が強い時に効果を発揮するユニットでありながら、その盤面をどうにかできる訳ではないユニットという事になります。
《タマゴ》の全体3点を相手が100%で防げる以上、この点はどうしようもありません。
 
しかし、僕はそれを踏まえてもなお、《エッグラ&チキーラ》は5点を与えるに相応しい程度には強いと考えています。
絶望的な形勢をひっくり返す力こそ持ち合わせていないものの、盤面が五分以上~やや不利といった程度の状況であれば一方的に有利な読み合いを押し付ける事が出来るためです。
これは4/4/5というステータスを持っているユニットとしては破格の性能です。
更にぶっちゃけて言えば、そもそも4/4/5という最高級ステータスのユニットをドロップする余裕すらないような盤面では、ピサロというリーダーは何をしても負けています。
 
以上が僕の意見です。殆どのピサロデッキには採用されると考えています。
 
 
 
 
 
《エビルプリースト》
 
f:id:WhoBlie19:20190520173153p:plain:w230:h290
 
参考評価点:4点/5点満点中
 
スタン落ちする《進化の秘法》と比べて、1コストの増加と回復効果がない代わりに、テンションを最大でキープする必要が無く4/6のユニットがついてきます。
特に大きいのはテンションを溜めておく必要が無いという点で、ピサロのフィニッシャーとしては非常に強力な上に使いやすくなっています。
魔王デッキは最低限ライフを守りながら、ツメを振るのに邪魔なユニットを退かしていくような性能になっています。 

評価点を1つ落としたのは、魔王デッキに変更する分、究極生物の最大の強みであるテンション関係のシナジーが薄くなってしまうためです。
《勇者エイト》の《姫君との結婚》や、《ロトの血を引く者》の《王女の愛》によってカバーしたいところです。
 
 
 
 
 
 
 
 

スーパーレア

 
 
《まおうのランプ》
 
f:id:WhoBlie19:20190520181402p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
元来コストが重く、1ターンに複数体展開する事のない魔王系ユニットのコストを下げるというのは、ここまでステータスの低いユニットを使用する理由にはならないと考えています。
ピサロには《つかいま》も存在するため、それよりも優先して《まおうのランプ》を使用する理由を見つけるのは至難の業です。
 
 
 
 
 
★《ポイズンキッス》
 
f:id:WhoBlie19:20190520182046p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
5/3/5におうだちで最低限登場時に1点ダメージ、というように見ると悪くないようにも思えますが、それ以下のカードになる状況は多くあるのに対し、それ以上の効果を発揮するタイミングは少ない気がします。
デッキを掘る力の乏しいピサロというリーダーでは、魔王系ユニットを手札に抱えられていない状況というのは頻発します。
また、1点では多くの小型ユニットを倒しきれないため、結局それらをぶつけられて毒である事を活かせない、という状況も多いでしょう。
 
単純にステータスの高いユニットを置くか、《あくまのきし》《妖剣士オーレン》等もっと安定した効果を召喚時に起動できるユニットを置いた方が強いのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
《魔王への生贄》
 
f:id:WhoBlie19:20190520182833p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
こちらも同様です。
リアクションカードであるため、消滅させたい《オルゴ・デミーラ》や各種大型ユニットが出てきた際にピンポイントで魔王系ユニットを抱えていなければなりませんが、それが出来る保証はありません。
ピサロというリーダーは魔王に寄せる必要は無く、MP加速+高コストカードの早期使用という基本に忠実な形のデッキが多くなると予想しています。
その場合、この《魔王への生贄》のようなカードは使われません。
 
 
 
 
 
 
 
 

レア

 
 
《絶望の再来》
 
f:id:WhoBlie19:20190520183238p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
これも再三言ってきた事ですが、魔王カードは殆どの場合1ターンに1体しか展開できないため、手札に多種加えてもそれを活かしきれない場面が多くなってきます。
コスト制限がないため、彼の覇王《オルゴ・デミーラ》も回収の対象となりますが、やはりピサロというリーダーに必要なのはそれよりもリアクションカードでしょう。
今回、【魔王ピサロ】関連のカードは全て1点を付けています。
 
 
 
 
 
《嘆きの霧》
 
f:id:WhoBlie19:20190520183739p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
悪くないです。このカード自体は。
ただ、後続の毒関連カードがあまりに弱く、デッキの幹とするには頼りないと感じてしまいますね。
今拡張でも毒という効果は地味なプッシュを受けていますが、汎用性があるのは《どくあおむし》程度です。
 
また、毒という効果も強化しようが所詮は毒ですので、やはり使われる事は無いと考えています。
 
 
 
 
 
《活性の秘奥》
 
f:id:WhoBlie19:20190520184136p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
強いカードでないのは間違いないです。
当然ですが、MP加速は先のターンに行えば行う程効果的であるため、この特技を使用する想定ターンはまず5ターン目となります。
しかし、5ターン目というのはライフよりも盤面の優先度が圧倒的に高い段階ですので、仮に8点フルで回復出来たとしても、盤面を失ってそれ以上のダメージを喰らってしまう可能性が大という事です。 
つまり、MP加速効果と回復効果が噛み合っていないカードであると言えると思います。
 
ピサロというリーダーはとにかく回復力を欲しているリーダーで、この《活性の秘奥》も単なる回復特技として採用される可能性が無いとは言い切れませんが、同拡張内で《ソードイド》を獲得した事により、それも現実的ではなくなったのではないかと考えています。
 
 
 
 
 
 
 
 

ノーマル

 
 
《どくあおむし》
 
f:id:WhoBlie19:20190520184927p:plain:w230:h290
 
参考評価点:5点/5点満点中 
 
良カード、という事で5点を付けています。多くの場合において、メラゴーストよりも優秀な働きをしてくれます。
 
《闇への供物》の1番の相棒であった《がいこつ》がスタン落ちする事で戦々恐々としていたピサロですが、この《どくあおむし》であれば十分彼の代わりを務めてくれるのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
《激昂の犠牲》
 
f:id:WhoBlie19:20190520185331p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
流石に汎用性が低すぎます。
テンションを上げるという効果を最も有効に使えるのは究極生物ですが、今回《進化の秘法》がスタン落ちして《エビルプリースト》になった事でその組み合わせも現実的ではなくなりました。
《エビルプリースト》はデッキを魔王デッキに変える事から、《激昂の犠牲》を使用するためには手札で大事に大事に温めておかなければいけないためです。
 
使用される事は無いでしょう。
 
 
 
 
 
《マジックリップス》
 
f:id:WhoBlie19:20190520185644p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
【魔王ピサロ】関連の未来は見えません。
単純に考えてもステータスが低く、盤面への干渉能力も低いため使用する暇がありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

共通カード

 

レジェンドレア

 
 
《勇者姫アンルシア》
 
f:id:WhoBlie19:20190520190453p:plain:w230:h290
 
参考評価点:5点/5点満点中
 
まあ、英雄カードは5点ですわ。
特に破邪の秘技各種はコストパフォーマンスが軒並み高く、変更先のスキルはランダムとは言え強力である事が保証されています。
2つ目のスキル《覚醒の光》が弱くなる点に目を瞑れば特別冒険者を詰め込みまくる必要もありませんが、やはり冒険者デッキへの期待も高まりますね。
特に【冒険者トルネコ】や【冒険者アリーナ】は個性的で、デッキビルド次第では十分活躍の場もあると思います。
 
多くは語りません。新環境を待ちましょう。
 
 
 
 
《大魔王ゾーマ》
 
f:id:WhoBlie19:20190520192448p:plain:w230:h290
 
参考評価点:5点/5点満点中
 
正直魔王系デッキ自体はコケる可能性が十分に考えられると思っていますが、唯一【魔王テリー】には多大な期待を寄せています。
魔王シナジーは全リーダー中随一で、スタン落ちによって失ったAOEと、不足しがちなフィニッシャーを《大魔王ゾーマ》によって補う事ができます。
 
一先ず、それ以外のデッキでは見かけないと予想しているため、評価点を落とそうかとも思いましたが、期待も込めて5点。
これに関しても多くは語らず、楽しみに待ちたいと思います。 
 
 
 
 
 
★《悪の化身りゅうおう》
 
f:id:WhoBlie19:20190520193127p:plain:w230:h290
 
参考評価点:2点/5点満点中
 
魔王属性を持ちながら最低限の性能を持っているため最低点を付ける程ではないですが、強いカード、ましてや何にでも入るようなカードではないと思っています。
 
何というかこう、《勇者の雷》で飛んでくるライデインを喰らいまくったせいで、『ランダム4点ダメージ』というものに対するプレイヤー達の評価が適性値よりも高くなってしまっている気がするんですよね。
 
ランダム4点ってそんなに強い効果ではないです。
【レックステリー】においては手札をガンガンに使って盤面とライフを詰めることで、盤面に当たっても顔に当たっても強いよねという状況を作り出せるからこそ輝いている訳です。
この《悪の化身りゅうおう》の使用を想定するデッキでは効果を活かしきれないと思いますし、そうなるとステータスの低さが際立ってしまうと考えています。
 
 
 
 
 
《邪神官ハーゴン》
 
f:id:WhoBlie19:20190520201934p:plain:w230:h290
 
参考評価点:2点/5点満点中
 
最も強い動きは、テリーの《ニセたいこう》を絡めて無視できない状況を作りつつ、《破壊神シドー》や《全てを滅ぼす者ゾーマ》に繋げる事で、これを安定して決められるのであれば十分に強いカードだと思います。
しかし、召喚時効果を持つ《悪の化身りゅうおう》や《ムドー》との相性は良いとは言えず、また単体で着地させても無視されて効果発動までのタイムラグが大きくなってしまうため、使用するデッキはごく一部となってしまいそうです。
 
今拡張で、そこそこ実用的な封印や消滅の手段が複数種追加された事も向かい風となっています。
プレイヤー達の《オルゴ・デミーラ》対策に、ついでに引っかかってしまうイメージ。かわいそう。
 
 
 
 
 
《破壊神シドー》
 
f:id:WhoBlie19:20190520203003p:plain:w230:h290
 
参考評価点:2点/5点満点中
 
これも非常に惜しい。正直魔王でなければ1点を付けているレベルの効果です。
回復をリーダーに撃ってくれ。これに尽きる。
 
【魔王テリー】が頭角を現さなければ、本当に殆ど使われないカードになってしまうかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

スーパーレア

 
 
《まおうのたまご》
 
f:id:WhoBlie19:20190520203808p:plain:w230:h290
 
参考評価点:5点/5点満点中
 
魔王系デッキは、魔王ユニットを強く使うというよりも、『手札に魔王カードがあれば~』という魔王シナジーを上手く使う形のデッキになる筈です。
その場合、シナジー発動の安定感を爆発的に高める《まおうのたまご》は必須クラスのカードになるのではないでしょうか。
 
ユニットである事が非常に優秀で、カードを引く際にどうしても盤面で不利を被ってしまうというデメリットを最小限に抑えることが出来ます。
魔王デッキという括りでなくとも、特定の魔王系ユニットを核としたデッキを組む際にも活躍するため、将来的にも姿を見る事になりそうなカードです。
 
 
 
 
 
《プテラノドン》

f:id:WhoBlie19:20190520204247p:plain:w230:h290
 
参考評価点:5点/5点満点中
 
《まおうのたまご》の冒険者版といった効果で、同じく高い汎用性とゲームプランに組み込みやすい強さを持っています。
元々《勇者ソロ》こそありますが、他の英雄を使いたい場合や、ヒーロースキルのテンポロスを嫌う場合には十分採用が考えられるカードで、軽量冒険者にパワーカードの多いリーダーでは重宝する事になると考えています。
 
特に、序盤から強い冒険者を多数持ち、それらを使い回してコンボを起動させることの出来るアリーナや、冒険者を引いた枚数がそのままカードの強さに影響するトルネコなどではよく見かけるカードとなるでしょう。
 
 
 
 
 
《サンチョ》
 
f:id:WhoBlie19:20190520205016p:plain:w230:h290
 
参考評価点:4点/5点満点中
 
正直、3/2/4におう立ちはカードとしてそれ程強い訳ではありません。
しかし、『これまで【冒険者トルネコ】等の冒険者デッキが活躍できなかったのは、コレが無かったからだ!』の『コレ』に当たるカードである事も事実です。よって評価点を高めに設定しています。
 
まさに冒険者デッキはコレを欲していたのです。シナジーを発動する上で、軽い上に複数枚積める冒険者ユニットの有無は非常に大きなものとなってきます。
冒険者系デッキ自体、どこまでやれるのか未知数な部分はありますが、それ次第ではこのとぼけた顔を数多く見る環境になってもおかしくありません。
 
 
 
 
 
《はめつの使者》
 
f:id:WhoBlie19:20190520205507p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
今回は鬼道は撃ちませんが、鬼道レベルです。
《しんごんのじゅず》や旧環境までにおける《ハッスルじじい》が類似効果にあたりますが、これらと同じく魔王系ユニットは1枚1枚のコストが重く、ゲーム毎に何度も使うカードではないため、それぞれを+1/+1するこの効果とは相性が決定的に悪いのです。
 
 
 
 
 
《あくまのきし》
 
f:id:WhoBlie19:20190520205844p:plain:w230:h290
 
参考評価点:5点/5点満点中
 
単純に性能が高い。説明不要です。
特に【魔王テリー】においては、《ヘルビースト》とこの《あくまのきし》で中盤は盤石、と言い切ってしまえるほどですね。
 
各種魔王系デッキの救世主になれるかに注目が集まります。 
 
 
 
 
 
《れんごくちょう》
 
f:id:WhoBlie19:20190520211043p:plain:w230:h290
 
参考評価点:5点/5点満点中
 
こちらも非常に強力な魔王シナジー系ユニットとなっています。
特筆すべきは上記の《あくまのきし》との相性の良さ。5ターン目に《あくまのきし》で動きを止め、《れんごくちょう》でまとめて焼却処分。そんな流れるような美しいコンボが実現可能となっています。単体でのカードパワーが高いもの同士で形成されるシナジーは強いに決まってますね。
 
今回、僕は【魔王テリー】以外の魔王系デッキは全滅に近い形となると予想していますが、もしその予想が外れ、【魔王ゼシカ】や【魔王ピサロ】が環境に姿を現すのであれば、この《れんごくちょう》と《あくまのきし》が僕の想像を更に超えて強かったという事なのだろうとも考えています。
救世主候補その2です。
 
 
 
 
 
 
 
 

レア

 
 
《ばくだんベビー》
 
f:id:WhoBlie19:20190520212407p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
使われないでしょう。
死亡時の1点ダメージは使用する側のプレイヤーが意図したタイミングで使える場面が少ないため、役に立つ事は稀です。
《プチターク》のメイン効果は《ヘルバオム》のサーチであり、それが無ければ使われていないと思われます。
 
 
 
 
 
《ビッグハット》
 
f:id:WhoBlie19:20190520211628p:plain:w230:h290
 
参考評価点:3点/5点満点中
 
ダメージプッシュ力は亡き《モーモン》に劣りますが、使われる可能性は持っている1コストユニットです。
特に種や《トンブレロ》といったバフ手段を持っているトルネコとの相性は良く、【ロトトルネコ】等のややアグレッシブなデッキタイプには採用される気がします。
 
《おおありくい》の方を見るから物足りなく思えてしまうだけで、デッキによっては十分価値が高いです。
 
 
 
 
 
《マドルーパー》
 
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参考評価点:1点/5点満点中
 
《亡者のひとだま》や《シャドー》でさえも、ユニット同士の盤面の取り合いのような展開においては足を引っ張りがちな存在でしたので、それよりもステータスで劣るこのカードが採用される事は無いと思います。
それらと違いバフとの相性は良いですが、単体性能が低すぎます。
 
 
 
 
 
★《くらやみハーピー》
 
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参考評価点:5点/5点満点中
 
ユニークかつ使い勝手の良いユニットが登場してきました。
使い方は大きく2つ。
1つは体力が高く攻撃力が低い敵ユニットに対して用い、疑似的な除去とする使い方。これは《シーゴーレム》が跋扈する現在の環境にはある程度刺さっています。
2つ目はトレード後の味方ユニットや、攻撃力の高い味方ユニットに用いて体力を底上げする使い方です。
2つとも使用する状況は多く思い浮かびますし、テクニカルなカードとして面白い立ち位置を確保する事になりそうな予感がします。評価点は思い切って5としました。
 
 
 
 
 
《ちんもくのひつじ》
 
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参考評価点:3点/5点満点中
 
《サイレス》と同等か、それ以上の使いやすさを持っている封印ユニットです。
《オルゴ・デミーラ》対策だけのために枠を割くのは癪な話ですが、仮にそれ以外にも強力な効果を持つユニットが環境に増えた場合、このカードが活躍する可能性は充分にあります。
その際、全てのリーダーが軽コストの封印手段を手に入れたという事実は大きいものです。
 
ステルス効果を封印して裸にするなど、少し面白い使い方が出来るのも特徴となっています。
 
 
 
 
 
《ビッグアイ》
 
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参考評価点:1点/5点満点中
 
冒険者シナジーは魔王シナジーと異なり、盤面に居なければ効果を発動できないものが多いため、やはり難易度は高くなってきます。
特にこの《ビッグアイ》は4コストと決して軽くないため、大抵の場合冒険者が1ターン生き残ってくれない限り効果を起動させられません。
 
その不安定さの割に、発動する効果やステータスも地味と言わざるを得ず、使用される事のないカードとなってしまいそうです。
 
 
 
 
 
★《グレイトボンバー》
 
f:id:WhoBlie19:20190520214040p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
大して強くないです。
 
確かに、強い状況は幾らでも想像できます。敵小型ユニットが複数体並んでいる場面を一掃できるのは爽快と言う他ありません。
しかし、効果の起動が死亡時というのは差し引いて考えなければなりません。起動タイミングは基本的に相手にあるため、盤面が壊滅状態になる場面は実際には極稀だと思われます。
また、死亡時に自軍にもダメージが広がる以上、におう立ちの一つの使い方である自軍ユニットを守るという役割が持ち辛い点も大きいと考えています。
やや周囲の評価との間に乖離があると感じました。
 
 
 
 
 
★《ソードイド》
 
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参考評価点:4点/5点満点中
 
特定のリーダーにとってはまさに待ち焦がれていたカードです。環境や使用するリーダーにも依存するため4点ですが、僕の評価は非常に高いと捉えていただいて構いません。
 
特に相性が良いのは【ランプピサロ】です。におうだちを持ち、なおかつピサロに取って極めて極めて極めて貴重な回復効果を持っているというのは、欠けていた最後のピースのような存在になり得ます。MP加速の着地先として最適です。
 
ゾンビ系を持っているのも見逃せません。《アスラ王》からの展開も可能であるため、リーダー回復の再現性は一気に高くなりました。《ファントムシャドウ》よりもライフを守る力は数段上だと考えています。
このカードによって【ランプピサロ】の立ち位置が上るかもしれない。そのレベルのカードです。
 
 
 
 
 
 
 
 

ノーマル

 
 
《フォンデュ》
 
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参考評価点:2点/5点満点中
 
効果的な使用はちょっと難しいですね。
冒険者を多数詰め込んでいて、なおかつステータスで勝負するようなプランを持つデッキでなければ噛み合いません。
唯一可能性があるのは【冒険者トルネコ】でしょうね。
 
使用するデッキが極めて限られるという事で、評価点は2点としています。
 
 
 
 
 
《イノブタマン》
 
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参考評価点:1点/5点満点中
 
スタン落ちする《たけやりへい》の後釜となるカードですが、《たけやりへい》がアグロデッキにしか採用されていなかった事実を考えれば、リーダーを殴れなくなる《イノブタマン》は採用の余地がないカードと言えます。
 
 
 
 
 
《マーブルン》
 
f:id:WhoBlie19:20190520215825p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
全体バフのコスト査定が非常に厳しいドラクエライバルズにとって、横に並べるだけのバニラカードは使い道がないと思います。
今後その手のカードが追加されればあるいは、といった所ですが、現状では鬼道レベルです。
 
 
 
 
 
《マージスター》
 
f:id:WhoBlie19:20190520220015p:plain:w230:h290
 
参考評価点:1点/5点満点中
 
ククールとの相性を評価されていますが、僕は新弾の《ベビーニュート》を軸とするデッキは評価していないため、《マージスター》に関してもこの評価となります。
 
 
 
 
 
 
 

終わり

 
如何でしたか。共通カードが多くなる分、喋る事のないカードも出てきてしまいますが、半分意地で全カードの評価を終えました。
 
 
評価記事を書く度に思う事ですが、書いているうちに自分自身の新カードへの理解も自ずと深まるので、新弾がチョー楽しみになります。
あと数日間。期待して待ちたいと思います。
 
ここまで長い間読んでいただき、本当にありがとうございました。お疲れさまでした。
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では、この辺で。
 
 
 
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