DQR第8弾『一攫千金!カジノパラダイス』新カードの事前評価。
ククール編となります。今回もやっていきましょう。
徹夜で書こうと思って人生で初めて眠眠打破を飲んだんですが、飲んだ瞬間に爆発的な眠気が来て世界が明け方になりました。
ククールのレジェンドレア
《チャゴス王子》
参考評価点:5点/5点満点中
【アンルシアククール】を触ったことのある方は分かると思いますが、このデッキは『とにかくなんでも良いから2コストの冒険者が欲しい』というデッキでありました。
その待望のユニットをあっさりと獲得したことにはやや驚いていますが、それ程に価値のあるカードだと考えて評価点を5としています。
効果も素晴らしいですね。召喚毎にコインを獲得でき、コインを消費するか否かの選択権が自分にあるため、デメリットとなることは『無い』と言い切ってしまっていいレベルだと思います。
《セラフィ》
参考評価点:3点/5点満点中
効果に目新しさはありませんが、【アンルシアククール】で採用して良いレベルの汎用性はしっかり所持していると言えるでしょう。
後はこのデッキが新環境でどれ程大きな席を獲得するかといった所か。
破邪の秘技+《グレイナル》を所持している時点で他リーダーとの差別化は出来ていますし、除去手段が豊富で環境への適応能力もあるため、今回獲得した冒険者2種で環境に姿を表すことも十分考えられます。
《天空の花嫁フローラ》等の新ヒーローを組み込んだデッキも含めて、このカードとククールには期待したいと思います。
スーパーレア
《きりかぶおばけ》
参考評価点:1点/5点満点中
今回のククール、いくらコインを獲得してもそれを消費してアドバンテージを稼ぐ先となるカードが殆どないため、カジノギミックはコケると予想しています。
となると、ステータスの良くない《きりかぶおばけ》を採用するデッキも見られないのではないでしょうか。
床ギミックとは少し相性が良いものの、BET・GET戦術を搭載するにはやはり安定性にかけると思います。評価点は1点としました。
《むげんの弓》
参考評価点:1点/5点満点中
基本的には3MPを対価として半永久的にコインを獲得する手段として使用することになると思います。
しかし、前述の通りそれに見合うだけのBET手段がククールにあるかどうかは疑問です。
リーダーの性質上、《エロスの弓》《ふっかつの杖》等の優秀な武器を装備して戦いたい場面も多く、長期的に装備したいこの《むげんの弓》はそれらとも相性が良くありません。
少なくとも、ククールのBET系カードが今後強化されるまでは使用するのは難しいカードだと考えています。
《ベビーサラマンダ》
参考評価点:1点/5点満点中
コインをBETする先がない、と散々言ってきましたが、その中で唯一それらしいユニットがこの《ベビーサラマンダ》です。
しかし、想定するターンが見かけ以上に遅いのが大きな欠点となってしまっています。
自身の持つGET効果が召喚時ではない中で4枚ものコインを消費しなければなりませんし、もちろん《サラマンダー》に変身したターンは攻撃できません。
GET効果を持つ他のカードがどれもパッとしないという事も相まって、実践レベルになることはないと予想しています。
レア
《僧侶の交換所》
参考評価点:2点/5点満点中
選択肢の数が強みとなる他の交換所系カードと異なり、このカードの強みは大部分が《しんぴのよろい》の早期獲得にあると考えています。
この《しんぴのよろい》はコスト消費に対する総回復量が非常に高いので、コントロール性能に長けていると言えるのです。
要するに、《しんぴのよろい》を早期獲得できるなら強い、できないなら弱い、といった感じ。
現状のカードプールでは後者に傾いていると言うべきでしょうね。GETカードの数の面でもそうですし、BET・GETでまとめながらパワーを高く保ってデッキを組めるとはどうしても思えません。
《転生の祈り》
参考評価点:1点/5点満点中
運用は難しいと思いますね。強力に運用するにはこのカードのGETを除いて3枚程度はコインが欲しい所ですが、その点に現実味がありません。
これはククールに限らずですが、多くの場合、『GET持ちカードをプレイしておきながらBETせずにコインを温存しておく』という動き自体、周辺のターンが弱くなることは避けられないんですよね。
それを何度も繰り返すとなると、貯めたコインを消費するターンや《転生の祈り》のようなカードを使用するターンで大きく巻き返す必要がありますが、現在のククールのBET系カードにそこまで馬力のあるものが存在しません。
《マリンフェアリー》
参考評価点:1点/5点満点中
自身のステータスがステータスなので、仮に4コストのユニットを復活できたとしてもMP的に得をすることは出来ません。
同じユニットを複数回召喚できる点に活路を見出す必要がありますが、《オルゴ・デミーラ》が弱体化した現在ではそれもやや物足りないでしょう。
必ずしも目当てのユニットを復活できるわけではない不安定さも鑑みて、評価点は低く設定しています。
ノーマル
《まもりのふえ》
参考評価点:1点/5点満点中
自分のターンしか対象にならないため、もちろん《破邪の秘技:勇者の盾》のような使い方は不可能です。
ターン中のトレード性能は向上させられるものの、ククールというリーダーがこのカードを活かせるほど盤面をとっている場面はそれ程多くないため、デッキに投入されることもないと思われます。
《ズッシード》
参考評価点:1点/5点満点中
《まもりのふえ》の項で述べたことと同じ理由で、これまでもククールのバフ系特技はその殆どが構築レベルのカードには至っていません。
この《ズッシード》も同様でしょう。特に対アリーナ以外のマッチアップでは使いづらい所の騒ぎではありませんね。
《クラウンヘッド》
参考評価点:4点/5点満点中
ククールのコイン戦術が花開くことはないと予想しましたが、この《クラウンヘッド》だけはそれを無視して単体で採用を検討できるレベルの性能を持っています。
《ブラックマンティス》とのコンビによる遅延性能はアグロデッキ各種にとって脅威以外の何物でもありませんし、そこから《ニフラム》や《バギマ》等のAoEにつなげる構築も可能です。
3コスト帯の他カードの競合というハードルは残っていますが、十分に強力なカードです。
終わり
如何でしたか。
個人的にはパッとしない印象が拭えない今回のククールの新カードですが、どう考えても大きいのは《チャゴス王子》と《セラフィ》の冒険者2種です。
旧環境でも一定の使用率を誇っていた【アンルシアククール】は新環境でも可能性十分のデッキと言えるでしょう。
という所でククール編を終わりたいと思います。
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