ふびらいの伝記

デジタルカードゲームの攻略ブログ。現在はドラゴンクエストライバルズがメインです。

【ドラクエライバルズエース】真1弾『英雄たちの凱旋』新カード事前評価【武闘家・僧侶篇】


あけましておめでとうございます。ゲームライターのふびらいでございます。

ドラゴンクエストライバルズエース 真1弾『英雄たちの凱旋』
アリーナ、そしてククールの新カード事前評価。
今回もやっていきましょう。

(前置きが短い)










武闘家-レジェンドレア

《大工の息子ハッサン》

f:id:WhoBlie19:20200811012223p:plain:w230

参考評価点:5点/5点満点中
現在のカードプールでは《丸太小屋》専用カードのような立ち位置になると思いますが、その動きだけで5点をつけています。
今回獲得したカード群や、グランプリ落ちするカード群を見るに、新環境のアリーナは強いカードを詰め込む【ミッドレンジアリーナ】のような形になると考えています。
そうなると、単純なステータスアップを3度行える《丸太小屋》は充分に採用の余地がありますし、《大工の息子ハッサン》は実質4/5のステータスを持ちながら続く2ターンの動きが1段階強くなるカードとして運用できます。





《Sキラーマシン》

f:id:WhoBlie19:20200811012304p:plain:w230

参考評価点:5点/5点満点中
ドラゴンズエンドフィスト…?
こちらもただ強レジェンドユニットですね。

8という高い体力のためちょっとやそっとの戦闘では力尽きず、強い場面ではゲームを終わらせるレベルの活躍が期待できます。
最大限に効果を活かすには相手盤面に複数体ユニットが存在する必要がありますが、逆に相手盤面が空の状況というのはこちらが有利な時です。
そのため、『相手依存だから』はこのカードの価値を貶める理由にはなりません。

間違いなく使用されると予想していますが、《百獣の王キングレオ》が忘れ去られてしまうのは悲しいです。。。




武闘家-スーパーレア

《ミステリピラー》

f:id:WhoBlie19:20200811012352p:plain:w230

参考評価点:5点/5点満点中
アリーナというリーダーは《スマイルロック》《スライムスカウト》の存在から、他リーダーと比べて1コスト帯の重要度が高く、それをサーチしてデッキを圧縮できる《ミステリピラー》は弱い理由がありません。
また特筆すべき点として、《ピラミッド》との相性の良さもありますね。自身が《ピラミッド》を引っ張ってこれるだけでなく、低コストのカードを供給し続けることで踏破に大きく貢献できます。

また、《サマルトリアの王子》をはじめ、デッキパワーを底上げするカードを引く役割も持つことができるなど、今回武闘家獲得したカードの中でもトップクラスで嬉しいものになっていると思います。



《デビルロード》

f:id:WhoBlie19:20200811012421p:plain:w230

参考評価点:3点/5点満点中
標準ステータス+2回攻撃。更にはその2回攻撃が腐りにくくなるねらいうちと、文句なく強いカードのため低評価をつけることはできませんが、『構築からはギリギリ抜けてしまうカード』なのではないかと予想し、この点数としています。

アリーナというリーダーの性質上、デッキの大部分を低コストでまとめ上げることが多く、4コストで特にコンセプトに沿っているわけでないカードを手放しで投入することはできないんですよね。
単体のカードパワーでその理屈を覆すなら、それこそ《オルゴ・デミーラ》ばりの全てを黙らせる力がなければなりません。

恐らく、主戦場は闘技場になるのではないでしょうか。




《イエローファット》

f:id:WhoBlie19:20200811012457p:plain:w230

参考評価点:4点/5点満点中
こちらも《デビルロード》同様にやや重いカードですが、それ以上のカードパワーを持ち、アグレッシブなデッキにはいくらあっても良いバーストダメージとなるカードですので、より採用頻度は高くなると考えます。

テンションスキルが盤面に触れられないというハンデを持つアリーナに取って、それを盤面形成やダメージに変換できるカードはまさに待ち望んでいたものですし、本体の5/6というステータスも相まって中盤以降を担える存在になると思います。
評価点を一つ落としたのは、トルネコ等と違って、現状横に並べることにそれほどのメリットが無いんだよなという、まあ単なる僕のワガママですね。








武闘家-レア

《ピラミッド》

f:id:WhoBlie19:20200811012551p:plain:w230

参考評価点:3点/5点満点中
他リーダーのダンジョンと同様、序中盤で設置できなければ充分に強さを活かせないという点は変わっていません。
いかに武術カードを持つ武闘家と言えど、10枚もの職業カードを使用するには一定以上のターンを要するため、タイムラグは覚悟する必要があります。

ただ、それを補って余りあるくらい今回のアリーナは周りのカードが強い。
《ピラミッド》を引っ張ってくることのできる《大工の息子ハッサン》に加え、設置前/後問わず相性の良い《ミステリピラー》、更には報酬の《おうごんのツメ》と合わせて相手リーダーを削りきれるだけのパワーを持つ《Sキラーマシン》《イエローファット》。
これらのカードに引っ張られるようにして、この《ピラミッド》も評価を上げています。

【ミッドレンジアリーナ】には十分採用圏内となってくるでしょう。



《丸太小屋》

f:id:WhoBlie19:20200811012651p:plain:w230

参考評価点:4点/5点満点中
2MP支払って手札からポンと使用するだけでは及第点程度ですが、中盤の盤面強化としては優秀ですし、《大工の息子ハッサン》とのデザイナーズコンボも含めて活躍しそうな予感があります。

また、武闘家が実用レベルの建物を獲得したことによって、《ビルド》を採用するアリーナも登場するかもしれません。
例えばずっと眠っていた《メタッツ》が再評価されるような流れがあると嬉しいですね。




《ケミカルゼリー》

f:id:WhoBlie19:20200811012722p:plain:w230

参考評価点:5点/5点満点中
最近のアリーナの悩みであった、1度取られた盤面を取り返す手段の不足、更には《飛びげり》を活用する手段の不足を一度に解決してしまうカードの登場です。
多分最強。

1コストのユニットに討ち取られてしまう3/2というステータスのみ玉に瑕ですが、もちろんこのユニットに3という体力を与えてしまったら《ほのおのせんし》も《ブラッドレディ》も立つ瀬がありません。
これらの伝説的ユニットが比較対象に挙げられる時点で、《ケミカルゼリー》がどれほどのカードなのかがよく分かりますね。







武闘家-ノーマル

★《コスモスライム》

f:id:WhoBlie19:20200811013043p:plain:w230

参考評価点:1点/5点満点中
アリーナデッキの性質上、恐らくは使用されないと考えています。
ステータスの高くないユニットを横に広げる場面が多いことから、『相手に与える2点の有用性』と『自軍に与える2点がもたらす被害』がトントン以下になってしまう気がしているんですよね。

一応、秘めたる可能性を羅列しますが、例えばユニットを多く採用しないデッキにおいては、たった1枚で相手の序盤の攻撃を凌ぎきってしまう性能は持っています。
また、スライムであることから種族シナジーにも期待できます。
とは言え、グランプリルールでその類のデッキが生まれるとはどうしても思えなかったため、最低点をつけました。



《ウィングブロウ》

f:id:WhoBlie19:20200811013120p:plain:w230

参考評価点:3点/5点満点中
実用レベル、コスト通りの性能を持った特技カードです。
武術カードを選択できるのは評価ポイントですね。《ピラミッド》の状況下では耐久値+2分の動きを確約でき、《精神統一》によって更にプレイを繋げられます。あるいは《ケミカルゼリー》を所持していれば《飛び蹴り》を引っ張ってきて盤面を一気に傾けることができます。

また、《タイガークロー》のグランプリ落ち以降忘れがちだったことですが、《ブライ》を始めとする特技ダメージ+の効果と非常に相性が良い点も覚えておかなくてはならないでしょう。
このカードは4点のダメージに跳ね上がり、更に引っ張ってくる《ストレートパンチ》も2点として使用できます。









僧侶-レジェンドレア

《メダル王女》

f:id:WhoBlie19:20200811014131p:plain:w230

参考評価点:4点/5点満点中
僧侶がスライム…? とカードプールを見直してしまいましたが、まあ単体としては十分強い部類と言えると思います。
よくある動きとしては、5ターン目辺りにテンションとともにプレイし、次のターンにテンションを上げる効果を持ったカードを使用することで、3体のスライムを展開するようなイメージでしょうか。

注意しなければならないのは、今回《ロンダルキアへの洞くつ》とともに採用されることになりそうな《ザオの杖》や《ウドラー》といった復活効果とはそれ程相性が良くない点です。
どちらかと言えばデッキの軸としやすいのは上記のシナジーの方ですので、《メダル王女》が採用されない可能性もあると考え、評価点を1つ落としました。





《スライムジェネラル》

f:id:WhoBlie19:20200811014201p:plain:w230f:id:WhoBlie19:20200812161849p:plain:w180

参考評価点:5点/5点満点中
ただ強レジェンド、僧侶版です。
自身がおうえんを持っていることを含めて単純に置くだけで強いですし、今回のククールがテンション系のシナジーをプッシュされていることからも必須クラスでしょう。
ククール使いの皆さんは、普段このリーダーが《パワースナイプ》や《マルチェロ》で押し込むゲーム展開が多いことを考えれば、敵リーダーを含む全体2点がどれ程のものか分かっていただけるかと思います。

《グレイナル》の離脱によって、テンションスキルの弱さを解消できるのが《フォズ大神官》のみという状況だったため、このカードの役割は非常に大きなものになってくると思いますね。







僧侶-スーパーレア

《しっぷうの旋律》

f:id:WhoBlie19:20200811014249p:plain:w230

参考評価点:5点/5点満点中
テンションを活かすデッキでは必須クラスとなり、当デッキはかなり上位に来る予想ですので、思い切って最高点をつけました。
ダメージ補助手段に乏しいククールにおいて3点でユニットを倒しきれる場面はそれ程多く無さそうに見えますが、新環境のククールは小型ユニットを多く採用することになるため、それと合わせて中〜大型ユニットを撃破することも十分可能だと思われます。

《スライムジェネラル》や《フォズ大神官》でテンションスキルが変化した際の強力さは言うまでもありません。




《ガメゴンレジェンド》

f:id:WhoBlie19:20200811014321p:plain:w230

参考評価点:2点/5点満点中
におうだち、ステータス、スキルブーストのデッキとの相性と、どれをとっても実用的なカードですが、 ギリギリ採用はされない予想をしているため微妙な点数に。

というのも、想定するデッキは1コスト下の《ウドラー》の重要性が極めて高いと考えているためですね。
《ロンダルキアへの洞くつ》を始めとするキーパーツ、テンション増幅手段、《スライムジェネラル》や《マルチェロ》等の高コストパワーカード…。
というように考えていくと、このカードに割くスロットがあるかどうかは怪しいところです。




《ザラキーマ》

f:id:WhoBlie19:20200811014354p:plain:w230

参考評価点:1点/5点満点中
これまたド派手なカードがやってきました。

一つの基準としては、コストが8くらいになれば十分強いカード、7以下になればめちゃくちゃ強いカード、とそんなイメージでしょうか。
コレ自体は不可能とは言い切れないかもしれませんが、デッキを低コストにまとめ上げるテンション系のククールにおいて、終盤《ザラキーマ》を強く使用する前提は少々都合が良すぎる気がします。
少なくとも、今の段階ではまだストレージに眠るカードになると思います。









僧侶-レア

《ロンダルキアへの洞窟》

f:id:WhoBlie19:20200811014435p:plain:w230

参考評価点:5点/5点満点中
個性派揃いの各種ダンジョンの中にあって、極めてソリッドでパワーの高いカードです。

唯一、《ザオの杖》《ウドラー》といった復活効果との相性が良い分、それを邪魔してしまう《オニムカデ》によるサーチは現実的でないため、このカードを使用する場合のヒーローはほぼ自動的に《ビルド》に固定される点に注意しなければなりません。

…とは言え、その《ビルド》との相性は抜群です。
サーチ効果はもちろん、《オアシス》によってテンションリンクを促進でき、更にはシンクロ能力も一切の無理なく発動できるため《ウドラー》辺りも活きてきます。
今回、【ビルドククール】は僕のイチオシデッキの一つですね。




《じめじめバブル》

f:id:WhoBlie19:20200811014510p:plain:w230

参考評価点:1点/5点満点中
地味ですね。とても。
3/3/4というステータスにメリットが付随している時点で弱いことはありませんが、構築に採用される未来はない、と判断して最低点をつけています。
ゼシカの《ヘルジュラシック》と異なり、一応リアクション効果を持っている上、後手に回りやすいリーダーの特性上効果の発動タイミングも比較的多いですが、今回のククールのメインコンセプトからは外れてしまっていますね。




《ザオの杖》

f:id:WhoBlie19:20200811014552p:plain:w230

参考評価点:4点/5点満点中
攻撃力、耐久値ともに2というとっても微妙な数値のため、単体ではそれほど評価していません。
ただ、今回追加された《ロンダルキアへの洞くつ》と《執念のひとくいサーベル》を見て、『そこまで言うなら使ってやってもいいかな…』とそんな気持ちですね。

また、ククールの2コスト以下のユニットは復活との相性がよく、デッキをある程度寄せれば"アタリ"しか無い状況も容易に作れます。
《ウドラー》や《運命の天使ラヴィエル》との組み合わせで繰り返し登場する《共鳴のどんぐりベビー》に、プレイヤーが辟易するゲームが近づいているかもしれません。









僧侶-ノーマル

《執念のひとくいサーベル》

f:id:WhoBlie19:20200811014630p:plain:w230

参考評価点:4点/5点満点中
ひとまずは《ザオの杖》専用となると思いますが、サーチ対象のカードの中には《テンペラーソード》や《むげんのゆみ》といったカードもあるため、環境毎に使われるチャンスはあると踏んでいます。

《ザオの杖》へのアクセスは既に言及している通りですが
墓地の純度を極限まで高める場合、終盤効果が空振りしやすく、ステータスの低いこのカードがデッキから抜かれる可能性はありますね。
その辺りを考えて、評価点は一つ落ちた4点です。




《石炭つむり》

f:id:WhoBlie19:20200811014702p:plain:w230

参考評価点:3点/5点満点中
テンションを上げる効果の相性はもちろんのこと、効果が常在のため、復活やデッキからの召喚であっても条件を満たしていれば発動する点でデッキに合致します。

ただ、【ビルドククール】は建物カードを複数種採用するようなデッキではないため、復活などによって中盤以降にボードに登場する際、効果が発動するタイミングは決して多くなさそうです。
その点が非常に惜しい。惜しすぎて評価点も微妙になってしまいました。














終わり


いかがでしたか。
今回紹介した武闘家と僧侶は、全職業の中でも屈指の強化を受けたと思っています。
イチオシは【ローレシアミッドレンジアリーナ】と【ビルドククール】です。皆さんこの2つをどうぞよろしくお願いします。


前回の『戦士・魔法使い篇』をご覧になっていない方はこちらからどうぞ。
www.whoblie19.com

次回は商人・占い師に関してです。
www.whoblie19.com



意見、感想はブログのコメント欄や、僕のTwitterの方までお願いします。



では、この辺で。



このページで利用している株式会社スクウェア・エニックスを代表とする共同著作者が権利を所有する画像の転載・配布は禁止いたします。
© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.