DQR第8弾『一攫千金！カジノパラダイス』新カード事前評価。
残すところ2リーダー+共通となりました。今回はミネア、行きます。
回を追う毎に前書き、後書きのテンションが低くなってきている気がします。
一応、今まであまり言ってこなかったことを。
僕の参考評価点、特に明確な基準を設けているわけでもないんですが、基本的には『単純に強いか』と『結局使われるか』を総合して判断しています。
これだけ。
★マークは『世間とはひと味違うぜ！』の印。他リーダーの評価は記事下部にリンクを置いてあります。
ではどうぞ。
ミネアのレジェンドレア
《にじくじゃく》
参考評価点:1点/5点満点中
いくつかの理由で見かけないカードになると予想しています。
まずは自身がレジェンドカードであることから、これを中心にデッキを組んで再現性を出すのが極めて難しい点。専用デッキを組んでも引けなかった場合に何もしないデッキになってしまいかねません。
また、【偶数ミネア】におけるもう一つの刀である《賢者ルシェンダ》との微妙な方向性不一致も気になるところ。
どちらもコインとの相性こそ良いものの、《にじくじゃく》が低コストの偶数カードでまとめ上げる事を想定しているのに対し、《賢者ルシェンダ》は大型ユニットを上から叩きつけていく構成で真価を発揮します。
今弾のカードプールを見渡してもイマイチ結実する雰囲気はなく、残念ながら最低点となってしまいました。
★《賢者ルシェンダ》
参考評価点:1点/5点満点中
カードプールの広がった現在のドラクエライバルズにおいて、デッキを偶数で縛って他のデッキと渡り合えるほどのパワーをキープできるハズがありません。占い軸、冒険者軸、コントロール、どれを考えても致命的な弱点が生じてしまうと思います。
もちろんこのカード自体は必ずしも偶数に統一する必要はありませんが、コインを得るための職業カードも偶数を参照するものが多いため、統一しなければしないでやはりデッキパワーを大きく落としてしまうでしょう。特に《ルバンカ》が使用できるかできないかは重要な要素です。
一応、《勇者ソロ》を用いて特定のターンで確実に爆発を起こす構築も可能ですが、テリーやアリーナの蔓延る環境ではそれも実用レベルではないでしょう。
ロマン溢れるカードですが、これも泣く泣く1点としました。
スーパーレア
《インプ》
参考評価点:2点/5点満点中
標準スタッツ+召喚時GETの時点で、コンセプトデッキには絶対に採用されるカードと言えます。
この《インプ》も例に漏れず【偶数ミネア】には必ず入ってくるカードなのですが、その【偶数ミネア】 の肝心のアルファ・ドッグ2種が上記の通りなので…。
それを考慮して点数を落としました。このままではご主人様に恵まれなかった不憫なカードという未来は不可避であるように思えます。
《悪夢のルーレット》
参考評価点:1点/5点満点中
令和の愚者ジャガメは《悪夢のルーレット》+《ダークペルシャ》ってわけ。
必中モードを経由する必要がないのは強みと言えますが、逆に少なくとも2，3枚は安定してコインを獲得できるデッキでないと全体除去として十分なバリューを発揮できません。
相方として使用するカードも問題です。《ダークペルシャ》はカードとして大して強くない上に奇数カード、想定するデッキでテンションを回せる保証がないため《つむじかぜ》も微妙、《サイコロン》は最も現実的なものの少々重すぎ、もちろん《にじくじゃく》と組み合わせられるようなコストではない…と来ました。
可能性は感じるため少し点数を上げてもいいですが、クリアしなければならない課題が多すぎるため今すぐにどうというカードではないと思います。
《インプケイオス》
参考評価点:2点/5点満点中
現実的に考えて【偶数ミネア】が環境クラスのデッキになるとは思えない僕なんですが、もし救世主がいるとすればコイツかなと(だったらもっと点数上げろという話もある)。
デッキの大部分を偶数でまとめて《賢者ルシェンダ》を見た目上のフィニッシャーとして据えておき、本質はこの《インプケイオス》を活かしたミッドレンジデッキ。
自分で言ってて弱そうに感じるのが悲しいですが、一先ずこのカード単体は非常にポテンシャルが高く、カードプールの変化で化ける可能性はあるということだけ言い残しておきたいと思います。偶数参照でテンポスイングを起こせるカードがもう1種くらい欲しかった…。
レア
《占い師の交換所》
参考評価点:1点/5点満点中
交換所の景品はどちらかというと【占いミネア】向きのラインナップとなっています。それぞれ古くからのキーカードである《銀のタロット》《太陽のタロット》をデッキ外から持ってこれる性能は、このデッキにとって喉から手が出るほど欲しいものでしょう。
ただ、問題はコインの獲得手段です。【占いミネア】に自然に投入できるGET持ちユニットが、職業カード、共通カードを見渡してもそれ程存在しないんですよね。コレでは融和は難しいのではないでしょうか。
逆に、元来コインを獲得しやすい【偶数ミネア】 においては、これらの景品をあまり必要としない構築が一般的だと思います。
絶妙な噛み合わなさで評価点が1となってしまったカードです。
《エドガンの錬金術》
参考評価点:1点/5点満点中
占い要素とコインギミックを繋ぐ架け橋のようなカードですが、逆に言えば必中モードに入るカードと一緒でなければ【偶数ミネア】等にも採用しにくいため、使いづらさが目立ってしまうと予想しています。
【占いミネア】でどうしてもBETカードを使用する必要が出てきた場合に採用されるか…といった程度です。
《タロットフリング》
参考評価点:2点/5点満点中
《インプケイオス》と並んで、まだギリギリでドッグタグがちぎれていない偶数系カードだと考えています。7コストで敵リーダーにすら入る全体4点は流石に超強力です。
ただコレ、僕と同じく偶数4枚体制の【奇数ミネア】を回していた方は分かると思いますが、30枚の内4枚入れていると奇数事故・偶数事故は結構起こっちゃうんですよね。
特にこの《タロットフリング》などは外したら7コスト《イオ》ですから、 一瞬でゲームイズオーバーです。
かといって《インプケイオス》とこのカードのどちらかを削るとなると偶数にまとめる意義も薄れてしまうという難しさ。やはりこれを実現するのは至難の業であると考え、評価点は低くしておきます。
ノーマル
《まほうおばば》
参考評価点:1点/5点満点中
言ってしまえば、
・《にじくじゃく》がいる場合に限り
・カードを1枚消費して
・ランダム2点ダメージ というだけのカードです。
前述の通り《にじくじゃく》がレジェンドカードであることも相まってデッキに採用されるとは思えませんし、《レッサーデーモン》辺りと組み合わせるにしても弱体化の影響を補える程の存在にはなれないと考えています。
《セージももんじゃ》
参考評価点:1点/5点満点中
《インプケイオス》《タロットフリング》と異なり、流石に奇数であることを無視してまで【偶数ミネア】に入れようとは思えないユニットです。
4/3/3くらいにしてくれればデッキの評価も含めて改めるレベルではあると思うんですが…。
そんなたらればを引きずってしまうくらい残念なカード。
《ルバンカ》
参考評価点:2点/5点満点中
《賢者ルシェンダ》を活かす場合序中盤を凌ぐ事とコインの獲得が必要不可欠なので、【偶数ミネア】には入ってくるカードだと思います。
ただ、もう散々述べてきたことなのでうんざりしているとは思いますが、【偶数ミネア】自体の構築の難しさを取り払うことが出来るカードではありません。
他カード同様、低評価となりました。
終わり
如何でしたか。
見返してみてビビッたんですが、全カード2点以下でした。前代未聞過ぎる。
一応、デッキ案としてぼんやりと思い浮かぶのは、本文でも述べた【ミッドレンジ偶数ミネア】と、【コイン占いミネア】辺りでしょうか。この2つは僕も改めて考えてみたいと思います。
旧環境でもなかなか振るわなかったミネアですから、正直僕の予想が外れて欲しいとすら願っています。
一先ず発売を楽しみにしつつ、ミネア編を終わります。
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