DQR第8弾『一攫千金！カジノパラダイス』新カード事前評価。
今回はトルネコ編となります。
他リーダーへのリンクは記事下部から飛べますのでゼヒ。
トルネコのレジェンドレア
《ルドマン》
参考評価点:3点/5点満点中
カードの持つバリュー全てを引き出すことは難しいため、評価点の上では伸び悩んでいます。
ただ、単体で運用可能な冒険者ユニットである点と、貴重なGET持ちユニットである点を考慮すれば見かける場面は多くなりそうです。
ユニットをデッキから出す効果はBETの対象を限定しないため、『コインさえ貯めることができれば』他のBET持ちユニットと組み合わせてビッグターンを作り出す事が可能です。
★《プラチナキング》
参考評価点:1点/5点満点中
ウォール形成能力と《たたかいのドラム》との相性を評価されているレジェンドユニットですが、採用ラインより上に来るとはどうしても思えません。
ウォール形成として見ても7コストと想定するターンが遅く、アグロデッキ相手に役立つものではありませんし、優秀なにおうだちユニット既に所持しているのがトルネコというリーダーです。
《たたかいのドラム》との組み合わせも基本的には1枚ずつの採用になるため、そう都合よく組み合わせられる訳ではないでしょう。
唯一輝くのはコントロールミラーが頻発する環境においてです。
例えば旧環境の【アンルシアトルネコ】ミラー。お互いにデッキを掘り進める能力が高く、回復力も高いため、《たたかいのドラム》で決着がつく展開が極めて多いマッチアップです。
このようなマッチが多発する環境になるのであれば、全カード中屈指の場持ちの良さを誇る《プラチナキング》を採用することでドラムリーサルの精度を高めたり、先に《ダークドレアム》を切らせたりといったプレイが可能になります。
使用法があると考えると評価点1は相応しくないかもしれませんが、基本的に★マークはドヤ顔の意でありまして、点数は1か5と決めているためこうなりました。
あくまでテックカードの域を超えて使用されるような強いカードではない、という事が言いたかったわけです。
スーパーレア
《ぷちメタル》
参考評価点:3点/5点満点中
カードプールの増加に伴い徐々に姿を消していった《はぐれメタル》が、トルネコのデッキでは根強く採用されていたことを考えれば、速攻+メタルボディ+種という組み合わせが黄金であることは明らかです。
ただ、コインを主軸として使用しないデッキでは概ね《メタルスライム》でしかありません。もちろん種を考えればそれでも十分強いですが、種前提のユニットを入れるほどトルネコの2コストユニットは貧弱ではないでしょう。
そう考えると全てのデッキに入ると言えるわけではないため、評価点をやや落として3点としました。
《福招きのそろばん》
参考評価点:2点/5点満点中
《まだらイチョウ》等でのコイン戦術を主とする【カジノトルネコ】(このデッキ名使っていきましょう)が形になれば、コイン供給手段として採用されるであろうと考えています。
ただ、ドローとして考えても武器として考えてもコストパフォーマンスが良いとは言えない事と、そもそもその【カジノトルネコ】がデッキとして成り立つのかという2つのハードルがありますね。
【カジノトルネコ】については次でも触れるのですが、専用デッキとして組み上げるには勝ち筋がまだまだ磐石とは呼べない形だと思いますので、少なくとも今環境でアンルシア系のデッキを上回ることは無いのではないでしょうか。
★《まだらイチョウ》
参考評価点:1点/5点満点中
【カジノトルネコ】における切り札のような存在となることは間違いないと思います。コインを3度使用することで、3/4，2/3×3という、彼の《もみじこぞう》を大きく上回る盤面を形成する事ができます。
ただ、自身がGETを持っていないために必要な下準備の量と、そして安定感の無さ。これに決定力が見合っていないというのが正直な感想ですね。
このコイン型トルネコデッキにおいて、攻め手として運用できるのはこの《まだらイチョウ》くらいです。
つまりコインを活かすためには確実にこのカードを引き込む必要があり、なおかつコインも抱えておく必要があるということ。
そこまでして盤面を形成できても、もちろん《いたみわけの杖》や《天空の花嫁フローラ》の《裁きを彼らに》等には弱く、ゲームを決めきれるとは限りません。
【カジノトルネコ】自体が実戦レベルには至っていないと考え、思い切って最低点をつけました。
レア
《商人の交換所》
参考評価点:1点/5点満点中
景品の使い勝手は非常に良いんですよね。いずれもデッキに採用するほどではないものの、特定の状況下で袖から引っ張ってきたいカードそのものです。
ただ、前述の通り【カジノトルネコ】の再現性の低さと、《まだらイチョウ》以外にコインを割く余裕の無さは気になるところ。
そして限定カードの《ブレッドハンド》は、平均的にコイン3枚の価値があるとは思えず…。
【まだらイチョウ】同様、使われることはないと考えました。
《ドラゴメタル》
参考評価点:2点/5点満点中
3コストユニットとしての性能、トルネコとの相性ともに申し分ないですが、やはり【アンルシアトルネコ】あるいは【カジノトルネコ】といったデッキのコンセプトにかすりもしていないため、構築に採用されるレベルではないのかなと思っています。
昔の【ミッドレンジトルネコ】のような形とカードプールでは主力級の活躍をしていたはずのカードでしょう。後は今拡張で再びプッシュされた【メタルトルネコ】に一縷の望みを託します。
《ゴールドなげ》
参考評価点:3点/5点満点中
非常に強い全体除去です。
《まだらイチョウ》を入れてガッツリ寄せた【カジノトルネコ】よりも、《ルドマン》《ぷちメタル》等の単体運用可能なGETカードを組み込むにとどめて、この《ゴールドなげ》を生かした後ろ寄りのトルネコデッキの方がまだ可能性があると思っているほどです。
問題は2つ。スロットの問題で【アンルシアトルネコ】には組み込みにくい点と、コインを捨てる効果によって2枚目を打つのが非常に難しい(相手側に警戒させられない)点です。
この2つがなければ★マークと5点を付けていたのではないかと思います。【カジノトルネコ】が僕の予想を裏切って躍進したとすれば、恐らくはこのカードの功績でしょう。
ノーマル
《かなしばりの巻物》
参考評価点:5点/5点満点中
メタルスライム系、コイン系というコンセプトに沿ったカードが大部分を占めた今回のトルネコですが、唯一汎用性が高くあらゆるデッキに採用できるのがこの《かなしばりの巻物》です。
今後長きに渡って使用されることになるカードだと予想しています。
《コインのたね》
参考評価点:2点/5点満点中
最も手軽なコイン入手手段となるため、【カジノトルネコ】には採用されることになるでしょう。とは言え、デッキ自体を評価していないためこの点数です。
攻撃力+1という効果にカード1枚分の価値はありませんが、コイン1枚と合わせれば及第点になると思います。
《マグマロン》
参考評価点:1点/5点満点中
実戦レベルではないですね。4コスト枠に差し込む程の価値があるとは思えません。
他リーダーのカードにも言えることですが、コイン獲得用のユニットを評価する際、『GETだけしてBETしないという選択肢を取れないカードは弱い』 という点を考慮する必要があると思います。
《マグマロン》はその典型例ですね。コインを食べさせなければ4/2/5という何もできないブヨブヨになってしまいます。
特に《まだらイチョウ》や《ゴールドなげ》等、コインを複数枚消費して強さを発揮するカードが控えているトルネコにとって、これは致命的です。
仮に【カジノトルネコ】が台頭したとしても採用されないカードだと考えています。
終わり
如何でしたか。
トルネコのコイン戦術は、現段階では『コケる』寄りの予想をしています。
《まだらイチョウ》《ぷちメタル》辺りが奮闘する未来はあるでしょうか。弱いという予想こそしていますが、《まだらイチョウ》の能力自体は好みなので期待したいところでもあります。
また、1コストの汎用的な特技《かなしばりの巻物》を獲得しているのは非常に大きいと思います。今後多く見かけることになりそうです。
この辺でトルネコ編を終わります。
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