ふびらいの伝記

デジタルカードゲームの攻略ブログ。現在はドラゴンクエストライバルズがメインです。

【Hearthstone】踏み外し【日本選手権オンライン予選】

へいがいず。

BLEACHが終わりました。ので自殺も考えましたが、もう少し生きてみようと踏みとどまりました。

 

 

遅れましたが、先月の日本選手権オンライン予選、お疲れ様でした。

僕は見事に散桜。

このタイミングで記事を書く事により、「Day2まで進んだものの惜しくも本戦出場を逃した猛者」のように見せていますが、実際にはDay1落ち。

具体的には、ラウンド1勝利後、ラウンド2ゲームカウント2-2の5ゲーム目、ラグナロスの2分の1を当てれば無敗で1日目を抜けられるところまで持っていったものの、外して敗者側へ落ち、敗者側のラウンド2も構成での不利を覆せず負けました。

まさに踏み外し。

 

 

という事で使用した構成について少し書き残しておきたいと思いPCを起動しました。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

トークンドルイド

オンライン2

 

 

まずは《旧神のささやかな灯/Wisps of old gods入りのトークンドルイド。

ここに僕の強さと弱さの両方が詰まっています。

 

そもそも僕が夏季に稼いだ17ptですが、これ全てトークンドルイドで稼いだポイントです。

このデッキを外す選択肢は無いと思いましたし、多少の不利を覆せるデッキパワーとプレイングスキルがあるという自信はありました。

しかし、懸念点もありました。

オンライン予選デッキ提出期限の直前に行われたEU予選のことです。

ここにおいても、ドルイドの採用率は非常に高いものでした。ただしそれと同時に、ドルイドが苦手とするアグロシャーマンとズーを両方構成に組み込み、ドルイド相手に複数勝利、あわよくば3タテをも狙うような構築が非常に多かったのです。

環境が大きく変わらないオンライン予選でも、同様な構成が多いのは想像に難くありませんでした。

が、僕がこのデッキ以外の4つで構成した場合、必ず不慣れなデッキが入ってきますし、構成全体の練度もガタっと落ちてしまいます。

つまり僕は、不利デッキをBANするにせよ、逆にメタっていくにせよ、このデッキは組み込むしかなかったのです。

ここに僕のプレイヤーとしての弱さ、手札の少なさを感じました。

 

最終的に、アグロシャーマン、ズーへの気休めとして《爪のドルイド/Druid of the clawを積んだものを持ち込むことにしました。

妥協の産物のようなデッキですが、これ自体は決して悪くなかったと思います。

 

 

 

コントロールシャーマン

オンライン4

 

 

 

次にコントロールシャーマン。

ドラゴンウォリアー、ズーに対しては有利と言い切れるデッキですし、アグロシャーマンに対しては明確に有利とは言えないまでも詰ませるポテンシャルは持っていると考えました。

また、デッキ公開性であり、有利不利がハッキリしているため、刺さる相手に対してはBANを寄せる力もあると考えました。

実際ラウンド1、ラウンド2では、本来ウォリアーをBANする構成のように見える相手がこのデッキをBANしてきたため、その分後述のウォリアーが比較的楽に抜けられるといった事がありました。

 

まあ、その後の敗者側でのマッチでは本来の役割対象であるズーに対して、《終末予言者/Doomsayerを引きながらも盛大に負けるという芸を披露してくれましたが。

 

 

 

 

 ドラゴンウォリアー

 

オンライン1

 

 

ドラウォリです。

一貫してアグロシャーマンとズーに対して戦えるデッキを選択。その中で最も総合的なポテンシャルの高いデッキだと思っていました。

今回、ウォリアーとシャーマン、(ドルイド)を含まない構成というのはどうしても考えることができず、そのウォリアーのデッキの中で僕が最も多くプレイし、ある程度慣れていたデッキというのもあります。

実戦ではBANされた敗者側でのマッチを除き、狙った相手に一発で当てて一発で抜けていくという流石のパワーを見せてくれました。そのため総合戦績は2勝0敗。やはり信じるべきはtier1だったようです。

 

 

 

ドラゴンウォーロック 

 

オンライン3

 

 

ドラゴンシリーズ第二弾。ドラゴンウォーロックです。

パッと見玄人じみた選択に見えますが、ここにも僕の妥協が詰まっています。

ぶっちゃけた話、4ヒーロー目の選択肢がほぼ無かったんですよね。

 

残ったヒーローの中で、デッキパワーが一番高いと考えていたのはズーでしたが、僕の構成はドルイドBANすることを想定しているため、その中でズーを使うというのはあまり美しくないと感じました。

また、EU予選環境との数少ない変更点である《メイルシュトロームのポータル/Maelstrom Portalによって、シャーマン系統とズーの相性差がひっくり返るという噂もあり、それを充分に検証できていなかった僕はズーを選択肢から外さざるを得ませんでした。

次に考えたのは使用経験のあるミラクルローグでしたが、仮想敵の一つとなるアグロシャーマンに対する勝率を考えると持って行く勇気は起きず。

直前に結果を出し始めたマーロックパラディンは、ンゾス系統を含め一切の使用経験が無く、一朝一夕で使えるようになるデッキではないと考えて没としました。

 

という経緯もあり、残ったヒーローの中で持って行く気の起きるデッキがこのドラゴンウォーロックくらいしか無かったのです。

リソースの差でドラウォリ、ズーに対しては有利を取ることができていましたし、アグロシャーマンに対してはやや不利なものの絶望的なまでの差はないと考えていたため、構成のコンセプトにもマッチしていました。

 

勝者側第2ラウンドでは見事なまでの被3タテを見せてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

以上4つが今回使用したデッキです。

以下、実戦前に考えていたことやその結果などざっくりと。

 

 

 

 

 

 

 

BAN構想

まず今回僕がターゲットとしたのが、環境で最も多いと踏んだ「ウォリアー、アグロシャーマン、ズー、ドルイド」と言うタイプの構成です。

この構成はこの段階でのTierリスト上位4つと言ってもいい程に全てのデッキがパワーを持ち、同時に環境に多いドルイドに対して自然と分厚い体制が取れます。

これに対して僕が考えたのは、「アグロデッキに強い構成を保ってドルイドをBANする」という作戦です。

理由に関して、「イレギュラー要素の多いドルイドの対策をするのは難しい」「ドルイドとアグロ系統両方に強いデッキが殆ど存在しない」など色々あるのですが、一番大きかったのは「ドルイドに負けるのが一番イライラする」というものです。

 

という事で上の4つのデッキを持ち込んでドルイドをBANすることとしたのですが、ここは僕の認識が非常に甘かったです。

何よりもターゲットの一つであるアグロシャーマンに対して、お世辞にも強い構成とは言えない事。この時点でコンセプトが崩れていました。

一回戦のmyrさん戦。相手はまさに僕の仮想した敵通りの「ドラウォリ、アグロシャーマン、ズー、ドルイド」という構成だったのですが、myrさんがアグロシャーマンを得意とするプレイヤーである事は風の噂で知っていたため、こちらのウォリアーもしくはコントロールシャーマンがBANされた場合、このアグロシャーマンに簡単に1勝を持っていかれる事は容易に想像できました。

また、こちらのドルイドが有利な相手が、ドラウォリとドルイド(僕のドルイドは比較的ミラーマッチに強いと考えています)しかなかったため、ドルイドをBANしてしまうとこちらのドルイドが抜けられる可能性が下がると感じました。

 

この2点から早くも本来の構想を捨て、アグロシャーマンをBANせざるを得ませんでした。企画倒れの瞬間です。

幸いこのマッチは元々意識していた構成との対戦だったことから勝利できましたが、もうこの段階から僕の頭は「早くDay2行って構成変えたいよ~~~」という考えで溢れていましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

対ウォリアー

今回、ウォリアーというヒーローの採用率は100%かそれに近い数字だったと思うのですが、その中で僕が一番多いと踏んでいたのはドラゴンウォリアーでした。

このデッキはとにかく明確に不利な相手が存在せず、環境に多いアグロシャーマンに対して強いためです。

そして僕の持ち込んだ4デッキの中で、ミラーマッチとなるドラウォリを除いた3デッキはドラウォリに対して有利を取ることができます。

相手にドラウォリが含まれていた時点でゲームを有利にしてしまおうという考えの元での構成でした。

 

が、、ここにも僕の読み違えがありました。

蓋を開けてみるとドラウォリの採用率は思った程高くなく、代わりにウォーゲンウォリアー、パトロンウォリアー等のデッキタイプが相当数存在していました。

これらのウォリアーの共通点として、「ドルイドで狩ることが出来ない」という強みがあります。これが僕には効果覿面でした。

ドルイドでウォリアーを狩ることが出来ないとなると、ドルイドが抜ける可能性が途端に下がってしまい、やはり相手のドルイドをBANしづらくなってしまいます。

しかし僕の構成は元々、ドルイドを除き相手のドルイドに対して不利なデッキが集まっているため、相手のドルイドを野放しにした場合、余程都合よくデッキを当てることが出来ないと不利を覆せません。

それが出来ずに負けたゲームが勝者側のラウンド2(パトロンウォリアー入り)と、敗者側ラウンド2(ウォーゲンウォリアー入り)でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デッキパワーと練度

最後の反省点。

今大会、コントロールシャーマンの総合戦績が0勝2敗、ドラゴンウォーロックの総合戦績は1勝4敗でした。

僕はデュエルマスターズをやっていた時から、特に何も考えず大会に玄人ぶった地雷デッキを持ち込むのが好きなのですが、ハースストーンにおいては実力的にまだ早いなと実感しました。

それだけです。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

ということで反省点等書き並べてみました。

今大会、僕個人としては非常に悔いの残るものになりました。

出来ることを全てやって、結果として引き運、当たり運で負けてしまったというのなら納得もできるのですが、実際は構成にも欠陥があり、メタ読みも外し、プレイングも完全ではなかったため、負けて当然という感じです。

 

という事で、今年は終わりですが、冬季選手権の際は必ず復活します。楽しみにしていてください。

 

また、9月10日、11日はオフラインでの選手権があります。出場者の方頑張ってください。

という事でこの辺で。