ふびらいの伝記

デジタルカードゲームの攻略ブログ。現在はドラゴンクエストライバルズがメインです。

【Hearthstone】窮鼠龍を薙ぐ【酒場ヒーロー予選】

お久しぶりです。ブログの更新を待ちわびていた皆様申し訳ありません。

いつしか去年の夏期の悔しさを忘れ、のうのうと過ごす日々を送るようになってしまっていました。が、もう立ち直りました。

 

今日は酒場のヒーロー予選としてテンペストさんが開催してくださった【第4回 テンペストカップ】に出場し優勝しました。

僕はハースゲーマーズ主催の酒場ヒーロー予選を始め、この春はいくつか大会に出場していたのですが、そのどれもで満足の行く結果が残せず、やや焦っていたところでした。そのため今回の結果にはとてもホッとしています。

という事で今回は今日使用したヒーロー、構想などを振り返ります。

 

 

 


 

 

まず今回の大会形式ですが、3HEROでのBO3、BANは無しというものでした。

この形式の特徴として、他のBAN有り形式等と違い、「全てのヒーローが勝つ必要はない」、言い換えれば「ヒーローを1つ引っ込めることができる」という点が挙げられます。

このため、現状構成の考え方として主流となっているターゲティングと言った戦術は比較的通用しにくく、細かい所で言えば見せヒーローという可能性も存在し得ることになるわけですね。

ターゲティングが通用しにくいということは、あらゆるデッキに対して戦えるデッキを集めた構成、あるいは狙ったデッキにキチンと当てられる構成を取ることになるため、必然的に使用するデッキにはデッキパワーがまず何よりも求められます。

 

また、BAN無しの大会となるとやはりどのプレイヤーも考えなくてはいけないのが「海賊ウォリアーとどう付き合っていくのか」です。

現環境を見渡してデッキパワーの面で海賊ウォリアーが頭一つ抜けているのは間違いありません。

例えばデッキ相性だけを見れば不利と思われるシャーマンやズーに対しても、パワーの違いを見せつけてなんなく突破してしまうといった場面が大いに見られるデッキです。

隙を見せれば簡単に1勝を持って行かれてしまう海賊ウォリアーをどのように対策していくのか。

また、間違いなく注目と警戒を集める海賊ウォリアーを自身は使うのかどうか。どのプレイヤーも頭を悩ませたと思います。

 

 

ウォリ

 

というわけで僕の構成はここから入りました。海賊ドラゴンウォリアーです。

海賊要素によって海賊ウォリアーとの序盤の盤面の奪い合いをほぼ五分に保ち、中盤以降のミニオンのバリューでリソース差を付けることができます。

また、《アルカナイト・リーパー/Arcanite Reaperひと振りで処理できないヘルス6の挑発ミニオンを4枚採用することによって、ライフを守る力も持ち合わせています。

これらの要素によって海賊ウォリアーには有利が取れていると判断し、また海賊ウォリアーと戦えるコマとして採用され、当てられる可能性があるシャーマンに対しても盤面奪取力で上回るポテンシャルを持っているため、構築の軸とする事としました。

逆に、海賊ウォリアーの持つスピードを削っているため、レノロックやドルイドに対する勝率はやや落ちると考えています。ただし、どちらのデッキもドラゴン特有の高スタッツミニオンを序盤から除去する事は得手としていないため、余程不利という訳でもありません。

 

 

プリ

 

 

ドラゴン繋がりでこちらも使用しました。プリーストです。

3回戦までは出番はありませんでしたが、やはり現環境のドラゴンプリーストはデッキパワーが非常に高く、どの相手にもある程度戦えると判断しました。

ただ、難点としては海賊ウォリアーにやや不利な点が挙げられ、今回はラダーで回していたリストから海賊をやや強めに意識したリストにチューニングしました。採用率の高いウォリアーに隙を見せるようなデッキは安心して出すことができないと考えたが故ですね。

結果的には一枚積みのカードが多いリストになりました。急造モノであり、まだ理論を確立できていないため、このリストは向上させていける可能性が高いと思います。

 

 

ウォロ

 

 

最後のデッキは悩みましたが、「デッキパワー」と聞いて真っ先に思い浮かんだレノロックを採用しました。リストは日本のsavjzことレオンハルトさんの使用していたものをコピーした形になっています。

全ての環境を通じて、レノロックというデッキをラダーでの数戦しか運用した経験を持たなかったため、実戦でのプレイの面で多大な不安はあったのですが、リストとドローに助けられました。

 

 

 

 

と、この3デッキが今回使用した構成になります。ラウンド間でのデッキ内容は変更可となっていましたが、自分は行いませんでした。

僕が重要であると考えた「デッキパワーの高さ」「海賊ウォリアーに対する強度」の二つを優先した形です。

 

「ドラゴンウォリアー」「ドラゴンプリースト」「レノロック」という3デッキの内容を見ると、今環境やはり多いと思われるドルイドが重い構成になっていますね。

しかし、相手目線に立ってみると、「当たりたくない海賊ウォリアーの可能性が高いウォリアー」「ズーの可能性があるウォーロック」「明確に有利というわけではないプリースト」という3デッキが並んでいることになるため、ドルイドは積極的に出していけるヒーローではないと判断しました。

また、ドラゴンウォリアーやドラゴンプリーストは、序盤からヘルスの高いミニオンを並べていくという勝ち筋があるため、ドルイドと当たっても戦えると考え、この構成のまま敢行しました。

実戦でも、3回戦でドラゴンウォリアーが、4回戦でドラゴンプリーストが、それぞれドルイドを抜くことに成功したため、この点は間違っていなかったと思っています。

 

 

 


 

1回戦:KR2014さん戦

○○-

2回戦:Momoさん戦

○×○

3回戦:okasinnsukeさん戦

○×○

4回戦:myrさん戦

○×○

5回戦(決勝):チンピラさん戦

○○-

 

 

ドラゴンウォリアー:5勝1敗

ドラゴンプリースト:2勝0敗

レノウォーロック:3勝2敗

 

やはりレノロックの練習不足が目立ちますね。致命的な手が滑ったゲーミングを始めとし、数々の不可解なプレイングを披露していました。

 

 


 

 

今回の第4回 テンペストカップは雰囲気は良く、進行もスムーズ、説明も明瞭で、とても気持ちよくプレイすることができました。

特に、うやむやのまま進行するとグレーな案件が発生しがちな「BANされたヒーロー、選出外のヒーローを使用してしまった場合」の対処法を、予め「ペナルティなし」とキッパリ決めていた点などには非常に好感が持てました。

 

ただ、一つだけ、これは単なるケアレスミスであるため、次回以降は問題ないと思いますが。

3回戦の進行中、最後に残った僕とokasinnsukeさん(どちらもこの時点で無敗)の卓の存在を忘れ、この卓を除く全勝者二人で決勝戦を進めようとしてしまっていた点は残念でした。

次が決勝だから観戦したい、とドロップした参加者の方も居たように記憶していますし、周囲の声が聞こえていた僕は多少気になりながらのプレイとなってしまいました。この点は対戦相手の方も同様だったと思います。

この点だけはまた機会があった場合はしっかり確認していただきたいと思います。

 

 

最後がクレームになってしまいましたが、今大会には結果を含めて非常に満足しています。

厳しい条件の中開催してくださったテンペストさん、にんさん、また、様々なアドバイスやお祝いの言葉を下さった参加者の皆さん、ありがとうございました。

ここから先も頑張っていきます。では。