ふびらいの伝記

デジタルカードゲームの攻略ブログ。現在はドラゴンクエストライバルズがメインです。

【DQR】バランス調整(3/22)後の環境予想

お久しぶりです。ふびらいです。

 

ドラゴンクエストライバルズ第2弾「解き放たれし力の咆哮」が発売されて1ヵ月が経とうとしていますが、皆さん楽しんでいるでしょうか。

 

僕のブログには全く覚えのない記事が投稿されており、以前も似たような事を経験していただけに顔をしかめる羽目になりました。

内容に関してはどうにもコメントし辛いものでしたね。

現環境は、この時代を生きる僕達が、未来からの甘言に惑わされずに自分たちの手で道を切り開いていった結果だという事なのでしょう。

 

 

さて、そんな僕達の努力の成果と言っていいのかどうか分かりませんが、前々から予告されていたバランス調整の詳細な内容がついに発表されました。

 

 

上方

 

ニュートラ

 

ゼシカ

 

トルネコ

 

 

 

今回は下方修正だけでなく上方修正までも行われ、過去最大規模の調整となりました。

当然、環境も大きく変わる事が予想されます。

 

そこで、このバランス調整後の環境を僕なりに予想してみました。

実際の施行まで時間がないため箇条書きに近く、普段と比べて雑な内容になっていますが、新環境をより楽しむため是非読んでみてください。

 

 

 

 


 

 

 

目次

 

 

・雑感(各カード) 

・雑感(各種既存デッキ)

・新環境概観

・新環境予想tier表

 

 

 

 

 

 

     ・雑感(各カード)

 

 

①《ようじゅつし》

 

第一弾環境からトップに君臨し続けた【テンポゼシカ】は、特に中速以下のデッキに対して極端な相性差があり、ランクマッチ環境、大会環境問わずデッキ選択の幅を狭めてしまう要因の一つとなっていたと思います。

そのため、今回のこのデッキの弱体化はやむを得ないものだと言えるでしょう。

 

また、その【テンポゼシカ】を弱体化させようと考えた場合、各種軽量呪文やOPカードと言われる《ベロニカ》にどれほど修正をかけようとも、核となる《ようじゅつし》が5/3/6として存在する限りその火は消えませんし、今後の拡張で追加するカードの効果に厳しい制限がかかることにもなりかねません。

 

その核に思い切って手を加えたのは素晴らしい判断だったと思います。

僕が今回のバランス調整に望んでいたものは、正直この段階で既に達されたと言っていいかもしれません。そのため、個人的には今回の調整に非常に満足しています。

 

 

 

 

②《早詠みの杖》

 

《ようじゅつし》のコスト増加だけでも【テンポゼシカ】にとっては大きな打撃だったと思いますが、このカードにまで手を加えた事は、絶対にこのデッキタイプを潰して環境を多様化させるという運営側の強い意志を表しているような気がします。

 

《ようじゅつし》と組み合わせて【テンポゼシカ】がテンポスイングを起こすための最も分かりやすい手段であったため、今回の調整でこのデッキは壊滅的な被害を受けました。

 

 

 

 

 ③《たたかいのドラム》

 

上記【テンポゼシカ】と並んで環境を支配していたトルネコに、運営がお灸を据えた形になりました。

この《たたかいのドラム》はコスト論的にも、スキルブーストからの爆発力という点でも、効果の永続という点でも強力すぎるカードであったため、必ずしもナーフが必要だったとまでは思いませんが、されたらされたで納得という一枚です。

 

ちなみにこのナーフは非常に効くと思います。

フィニッシュ手段という面からのみ見た場合には5コストであっても7コストであっても大して影響はないかもしれませんが、コストが増加したことで、まさにフィニッシュ手段としてしかこのカードを使用できなくなったのではないでしょうか。

 

《つちわらし》等と組み合わせての盤面構築手段や、有利トレードを行う手段として使用する事は、今回のナーフで非現実的になりました。

また、同一ターン内にテンションスキルを使用する事で火力を上げる動きや、《はぐれメタル》と組み合わせる動き等も行い難くなるため、ただでさえ低いこのカードの汎用性が地に落ちてしまう事になりそうです。

 

総じて、脅威は半減し、少なくともこれまでのように複数枚積むことが出来るカードでなくなったのは確実だと思われます。

 

 

 

 

④《はがねのそろばん》

 

トルネコの盤面奪取能力を大幅に底上げしたカードにも手が加えられました。

非常に大きな弱体化で、今後使用される事はなくなりそうです。

 

特に序盤において盤面を押さえつける能力を失ったのは非常に大きく、今までこのカードが担っていた役割までもが全て《アロードッグ》の双肩に重くのしかかる事になります。

【テンポゼシカ】とは違いデッキタイプそのものが絶滅するまでには至らないかもしれませんが、対アグロ性能を始めとする強みが薄れるため、頂点から退くには充分な弱体化だと言えると思います。

 

 

 

 

 

⑤《いたずらもぐら》

 

「おうえん」能力との相性が凄まじく、常に使用されていたカードでしたが、ついにナーフされてしまいましたね。

このヘルス1の差は絶望的なまでに大きいので、今後使われる事はなくなると思います。

 

ただ、これによって各種アグロデッキの勢いが削がれるかというと微妙な所です。

後釜として《ニードルマン》や《プチアーノン》も控えています。

もちろんこの2種は《いたずらもぐら》程に万能な1コストユニットではないため、ククールやミネア等《いたずらもぐら》の処理に太古から頭を悩ませてきたリーダーにとっては朗報と言えそうです……が、アグロデッキの立場からすると、このユニットを失った事よりも、抑止力となっていたトルネコが弱体化した事の方が大きいと言えるのではないでしょうか。

 

 

 

 

⑥《キャットバット》

 

今回の6種のカード弱体化の中では最も地味で、環境に及ぼす影響が小さそうに見えます。

 

無論強力なカードですが、環境的にもコスト論の面でも「良カード」の域を出ないという認識だったプレイヤーが多かったのではないかと思いますし、僕自身もこの弱体化にはやや驚きました。

アグロデッキ各種が、3コストユニットとしてポンと置けるユニットを失ったというのがどう影響するか、ですね。

 

いずれにせよ、《いたずらもぐら》と同様の理由で今後は見かけないカードになるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

     ・雑感(各種既存デッキ)

 

 

 

①【テンポゼシカ】

 

《ようじゅつし》を軸として運用する従来の【テンポゼシカ】は完全に環境から姿を消すことになると思います。

元々このデッキは単体で充分なパワーを持たないカードの採用が多いため、《ようじゅつし》の持つカードパワーと、軽量呪文を組み合わせた際のテンポスイングにデッキの強みの大部分が寄っています。

その中心となる2枚のカードのコストが増加した事で、アグロデッキから盤面を取り返すターンも大幅に遅れますし、中速以下のデッキに対してダメージを叩き出すことも難しくなります。

 

救いとなるのは、デッキ内で最も単体性能の高いカード《ベロニカ》が弱体化を免れた事でしょう。

今後、【テンポゼシカ】という言葉が指すデッキは、この《ベロニカ》と《ラヴィエル》の冒険者シナジーや、スキルブースト能力を持つ《メガトンケイル》や《メラガイアー》等のフィニッシャーを活かしたミッドレンジ系統のゼシカになるのかもしれません。

 

 

 

 

②【ドラムトルネコ】

 

《たたかいのドラム》と《はがねのそろばん》のコスト増加は非常に大きいと思います。少なくともtier1からは転げ落ちるというのが僕の予想です。

対アグロ、対ミッドレンジ、対コントロール全てにおいて性能が一段階下がってしまっています。

 

例えば。

《はがねのそろばん》を所持する現状の環境でも、ミッドレンジ系統のデッキ、例を挙げるなら【ミッドレンジアリーナ】や【奇数ミネア】に対して、この【ドラムトルネコ】は序盤の盤面で押し負ける事が多いです。

ただ、幸いにも今例に挙げた2種のデッキは《もみじこぞう》に対する明確な回答がないため、このカードのパワーに頼ってなんとか盤面を取り返す展開を作る事で、相性を5分程度に保てているという状況なわけですね。

 

そんな中で今回の《はがねのそろばん》弱体化。

今にもましてアグロデッキやミッドレンジデッキにマウントポジションを明け渡しやすくなってしまうことは明白ですし、そうなれば《もみじこぞう》も間に合わない、あるいは充分な脅威とならない可能性が高いと思います。

《たたかいのドラム》も使用できるターンが大幅に遅れ、恐らく採用枚数も減るため、《もみじこぞう》そのものの脅威もやや落ちるでしょう。

 

また、【テンポゼシカ】という枷が外れて増える可能性のあるコントロールデッキに対して、使いにくくなった《たたかいのドラム》でどこまで戦えるかも不安が残るところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

     ・新環境概観

 

 

まずは弱体化した中でも可能性を持つ【ドラムトルネコ】や、それに勝つことが出来そうな【ミッドレンジアリーナ】【奇数ミネア】が台頭してきそうです。

これらのデッキはいずれも、環境に蔓延っていた【テンポゼシカ】によって頭を抑えこまれるような形になっていたため、その環境の主がいなくなることによって活き活きとしてきそうな気配があります。

 

特に【ミッドレンジアリーナ】は今回、武術カード《飛びげり》がコスト軽減の上方修正を受けたため、汎用性が上がり、尚且つ《モリー》や《ハッサン》を絡めたビッグターンが作りやすくなりました。

今環境の出世頭の1つになるのではないでしょうか。

 

 

そして、これらミッドレンジ系統のデッキを、同じく【テンポゼシカ】の死亡によって活力を得るコントロールデッキが抑え切ることが出来るかどうかにも注目です。

パッと思いつくのは【コントロールミネア】そして【コントロールククール】でしょうか。

【コントロールミネア】は、現環境でも【テンポゼシカ】さえ存在しなければ上位に食い込めていたと言われる程パワーを持つデッキですし、今回の上方修正や【ドラムトルネコ】の弱体化を見て【コントロールククール】への期待が高まってしまうのも無理のない事です。

 

 

ただし、コントロールデッキにとってネックになるデッキタイプも存在します。

【アグロテリー】【アグロミネア】を始めとする、対コントロールに滅法強いアグロデッキです。

お互いに現状の構築であればという条件付きですが、これらのアグロデッキは上記のミッドレンジデッキにも不利を被らないため、そのまま止めるデッキが現れない場合、瞬く間に環境を席巻してしまう可能性もあると思います。

【アグロゼシカ】は対コントロールという観点から見ると一段階落ちますが、あらゆるデッキと対峙する際の総合力という点では【アグロミネア】はもちろん【アグロテリー】をも上回るため、今後も環境の頂上、あるいはその付近に鎮座する事になりそうです。

 

 

不気味な存在となるのが【ランプピサロ】です。

【ドラムトルネコ】こそやや厳しかったこの【ランプピサロ】ですが、その天敵は弱体化しましたし、元々その他の既存デッキに対しては互角に戦えるポテンシャルを持つデッキタイプです。

おうえん能力によって《進化の秘法》のバリューが大幅に上がったため、コントロール系統のデッキに対しても有利にゲームを進められます。

これに対抗出来るデッキとしては、やはり【ミッドレンジアリーナ】【奇数ミネア】等の強固な盤面を作るデッキが挙げられるでしょうか。

 

 

 

新しいデッキタイプの出現にも期待したいところです。

【コントロールゼシカ】【ミッドレンジゼシカ】の研究や、弱体化したトルネコをプレイヤーがどうリペアしていくか等も興味深いですね。

 

ざっと見渡してみると、環境が多様化し、あらゆるリーダーにチャンスが訪れそうに思えるため、今からとても楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

     ・新環境予想tier表

 

 

 

最後に予想tier表です。

ふわっとした逃げ腰の予想を書き残しても面白くないため、tier分けだけでなく順位もつけようと思います。

 

tier1

 

1位:【アグロゼシカ】

 

2位:【ミッドレンジアリーナ】

 

3位:【ランプピサロ】

 

 

tier2

 

4位:【アグロテリー】

 

5位:【奇数ミネア】

 

6位:【コントロールミネア】

 

7位:【ミッドレンジトルネコ】

 

 

tier3

 

8位:【コントロールククール】

 

9位:【アグロミネア】

 

10位【ミッドレンジゼシカ】

 

 

 

 

 


 

 

 

 

如何でしたか。

今回は普段と比べて非常に雑な内容になりましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございます。

 

前回の記事に関しては、書いたのは僕ではなく未来の僕なので、その内容について僕にウダウダと能書きを垂れるのはお門違いです。

が、今回のこの記事は紛れもなく僕自身が書いたものであるため、質問やコメントは随時募集しています。

コメント欄か、僕のtwitterの方まで。

 

では皆さん、来る新環境を全力で楽しみましょう。