ふびらいの伝記

デジタルカードゲームの攻略ブログ。現在はドラゴンクエストライバルズがメインです。

【DQR】ふびらい、第6弾の事前評価を振り返るってよ

 
あけましておめでとうございます。ゲームライターのふびらいです。
  
まずは先日行われた勇者杯決勝大会、お疲れ様でした。
解説という立場から、視聴者の皆様に何か一つでも残せるものがあったなら幸いです。
 
 
さて、ドラゴンクエスト ライバルズ新拡張、第7弾の情報が続々と公開されていますね。
第6弾『小さな希望のシンフォニー』発売からはおよそ3ヵ月が経っている事になります。
今回も様々なイベントやバランス調整を経てきましたが、勇者杯決勝が終了した現在、環境に対する一先ずの結論が出たと言っても良いのではないでしょうか。
  
3か月前の発売直前に当ブログで行った、新カード全種の事前評価
振り返ってみて、ふびらいの事前予想はどうだったのか。今回の記事ではついにそのパンドラボックスを開けてみたいと思います。
 
読者の皆様がすべき事は簡単です。ふびらいが評価を外したものに関しては嘲笑い、的中させたドヤ顔には顔をしかめて背ければいい。これだけ。
如何せん初の試みのため、記事として面白いかどうかは不明ですが、軽く読んでいただければと思います。
 
第6弾発売前に行った新カード評価記事はコチラ。読んでいない方や、覚えていない方はどうぞ。
今回、評価を外したカードについては修正後の評価点を記載していますが、元となるコチラの記事に関しては手を加えることはありません。
 
www.whoblie19.com
www.whoblie19.com
 
 



 
 
 

 
 

ふびらいが評価を外したカード達

 

《少年テリー》

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事前評価点:3点→修正後評価点:5点/5点満点中
 
先日の勇者杯決勝でも大きなインパクトを残し、今やこのカードに5点以外を付けるプレイヤーはいないのではないかというレベルにまでなっています。
サーチが現実的でないため、1試合平均でゲームに与える影響が小さいと考えて評価点を低めに設定しましたが、そんなものを吹き飛ばすくらいに引いた際のパワーを発揮しています。
勇者杯で優勝したカイト選手によって伝説のカードにも選ばれ、現在はまさに時のカードです。何かしらの手が加わらない限りは今後も暴れ続ける事となるでしょうね。
 
 
 
 
 

《孤軍奮闘》

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事前評価点:4点→修正後評価点:1点/5点満点中
 
環境前に想定していたのはもう少し低コストのカードに寄せ切ったアグロタイプのテリーでしたが、3、4コストのユニットに強力なものが多く、やはりそれらを抜いて構成するようなデッキはついに誕生しませんでしたね。
また、《レックス》アグロデッキの性質上手札を使い切った後もライデインを使用して相手ライフ詰める事ができ、どうしてもハンドキープをしながら戦いたい場合はより汎用性の高い《メドーサボール》を使用すれば良いなど、このカードにとっての向かい風は予想より多いものでした。
ランクマッチ等で稀に見かけても「そのカード弱そ~」以外の感想を持ったことが無い。今回の事前評価の中では割と大真面目に一番ぶっぱずしたカードです。ガハハ。
 
 
 
 
 

《ヘルバオム》

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事前評価点:2点→修正後評価点:5点/5点満点中
 
このカードが【エイトピサロ】にまで必須のカードとなる事は、正直予想外でした。
4という体力の低さから、よりMP加速の安定する【ランプピサロ】での採用くらいに留まると考えていましたが、実際には《魔力開放》1枚と組み合わさるだけでも十分すぎる破壊力を持ち合わせていました。
また環境初期は【レックストルネコ】の《ゆうれい》を始めとする手が出しにくいユニットも多かったため、その点でも重宝されていた部分があります。
除去能力の低いピサロにおいて、今後も切り札的な地位を保ち続けると思います。
 
 
 
 
 

《ラプソーン》

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事前評価点:2点→修正後評価点:5点/5点満点中
 
何にでも入るわけではなく、また環境にも多少なり依存するカードではありますが、それでもやはり事前評価は低すぎたと言わざるを得ないでしょう。
環境初期は【レックストルネコ】に対する有効札として多くのデッキに投入され、現在でも【占いミネア】などこのカードを天敵とするデッキが幾つか存在するため、あらゆる場所で暴れ回っています。
大元のカードパワーが高く、このカードが使われなくなる環境というのも中々想像できない部分はありますね。
修正後の評価点は5としました。
 
 
 
 
 
 

《ムーンフェイス》

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事前評価点:1点→修正後評価点:4点/5点満点中
 
見誤っていたのは、4/5/4というステータスの強さ。黎明期に猖獗を極めた彼の人魂の血脈を、このカードは間違いなく受け継いでいます。
《勇者エイト》や《レックス》を使用する一部デッキに対してのカウンター性能はもちろん、このステータスによってメタカードというよりも単純なパワーカードという評価のされ方をしているように思えますね。
現在はやや使用率が落ち着いているため、評価点は2や3が妥当かとも思いましたが、今後も英雄カードが追加されることは間違いないため、将来性も加味して4という評価に修正したいと思います。
 
 
 
 
 
 
 

ふびらいが評価を的中させたカード達

 

《フォズ大神官》

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事前評価点:5点
 
強いという評価で概ね一致していたカードではありますが、ややプレイヤー間での乖離も見られたと記憶しています。
当たり外れこそあれど、どの職業に転職しようとも一定の効果を持つと言う事は、現在では全てのプレイヤーが理解しているのではないでしょうか。 
『先3フォズ』というのは今環境における理想的な動きの代名詞の一つにもなっており、《勇者ソロ》を絡めた強さはプレイヤー達の想像を上回ったものになったかもしれません。
 
 
 
 
 

《わるぼう》

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事前評価点:1点
 
こちらも物議を醸したカードでしたが、あらゆる方面で実戦レベルには至っていません。
現在は歴史上でも屈指の《ラーミア》環境ですが、それでも山札を破棄するこのカードの採用率は極めて低く、また使用しているプレイヤーも《ラーミア》へのカウンターとして機能させることができた経験は殆ど無いと推察します。
ライブラリアウト系のデッキも未だファンデッキの地位にすら登り詰めていません。
今後もこのカードが流行することは無さそうです。
 
 
 
 
 

《ミニデーモン》

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事前評価点:1点
 
【アグロゼシカ】に組み込まれて《メラミ》を引き込んでくるという説や、【タバサゼシカ】で弾の装填手段に使用するという説がありましたが、どちらも実現しませんでした。
原因は偏にコストパフォーマンスの悪さでしょう。
現在のアグロ-ミッドレンジゼシカは《ロトの血を引く者》を使用する関係上、このような非効率な手段をとる必要がありません。
開発段階では2/3というステータスだったようですが、現状を見るにそれでも使用されていたか怪しいラインです。
 
 
 
 
 

《デスパロット》

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事前評価点:1点
 
《レックス》との相性こそ良かったものの、本体の脆弱さが災いし結局使われることはありませんでした。闘技場での新弾先行実装では一定の強さを発揮していましたが、構築クラスのカードにはなりませんでしたね。
このカードにとって《レックス》以上に相性のいい英雄カードは今後出ることは無いと思われるため、未来も無さそうです。
新レジェンド《ネネ》の効果の対象にもならない等、シナジーがあまりに乏しすぎます。
 
 
 
 
 
 
 
 

まだ真の実力を発揮していないカード

 
《ラリホービートル》というカードを思い出してください。
第5弾で追加されたこのカード、発表当時は非常に強力として騒がれ、【氷塊ゼシカ】等に組み込まれて環境入りすると言われていましたが、実装後しばらくは大方の予想に反して音信一切不通でした。
しかし、その評価は環境が移り変わるにつれて再考されるようになり、様々なシーンで姿もチラホラと見るように。
そして今では皆さんご存知の通り、【ミッドレンジゼシカ】を始めとするデッキで主力級の活躍を見せています。
 
当然の事ですが、現在不遇の状態を強いられているカードの中にも、内側に真の実力を秘めたカードが残っている可能性はあるということです。
 
第6弾『小さな希望のシンフォニー』においても例外ではありません。
僕は、実力と使用率が合致していないカードが今弾にも存在すると思っています。
 
 
 
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ズバリ、コイツです。
僕は事前評価記事において、この《マッドプラント》に最高点である5点を付けました。
現在の使用率はそれとはかけ離れたものになっていますが、僕はこの状況は不当であると考えているため、敢えて今回評価点の修正をしていません。
 
このカードが教室の隅に追いやられているのは、【レックストルネコ】【レックステリー】といったDQNが注目を浴び、それと相性の悪い、アグロ~ミッドレンジ界の根暗たるアリーナが苦境に立たされているからに過ぎず、このカードやデッキのポテンシャル自体は非常に高いと考えているからです。
 
特に僕が注目しているのは、現在新カードとして発表されている《イエティ》の存在です。
今後、《マッドプラント》が輝きを放つタイミングは必ず来ると考えていますので、皆さんも見捨てないでおいていただければと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

終わり

 
 
如何でしたか。今回はかなり試験的な内容で、意見や感想を積極的に伺っていきたいところです。
やはり、新拡張発売前と発売後では『常識』が変わってしまっているので、今になって事前評価を振り返ってコメントをしたとしても、「何を当たり前の事を言ってるんだ」以上の感想にならないのではという危惧もあります。
『評価を外したカード』の項ではまだ笑える分良いんですが、『的中させたカード』とか読み返してもぶっちゃけ面白い気がしません。次回以降この企画をやるとしてもこの辺は削る候補かも。 
 
 
第7弾『光と闇の異聞録』のカード事前評価に関しては、新カードが全て揃ってから手を付ける予定です。
たぶんぜんかーどやります。
気が向いたらお付き合いください。
 
 
意見、感想はブログのコメント欄か、僕のTwitterの方まで。
では、この辺で。
 
 
 
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